13話 ページ14
A)「あんね〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
授業終わったらすぐ校門前に集合ね！とか言ってたくせ、もうずっと待ってるのにこないじゃん。
早くしてくれないと、僕変人になっちゃうし...。
今だって通り行く生徒達に、ジロジロ見られてるし。
校門前にずっと立ってるアイドルの追っかけに見えてるはず。
男子高校生が男子アイドルの追っかけとかホ〇かよなんて思ってると、あんねーが息を切らせて走ってくる。
あんず)「ごめん！おそくなった！」
理由を聞くとピアノの使用許可を取るのに手間がかかったらしい。
姉弟びいきになると学院のイメージが悪くなる。ということで許可が降りなかったところを、あんねーが無理言って許可を取ってきてくれたらしい。
ただし、あんねーが続ける。
学院の中では姉弟という関係をバレないようにすること。僕はあくまでも作曲家の卵で、夢ﾉ咲普通科の生徒であるから、一時的に許可が降りたという設定で行くらしい。
なんか窮屈だな…あんねーにもかなりの迷惑をかけることになるし、まぁその分衣装作りも深夜に渡って手伝わされるんだと思うけど。
それと学院内では私のことをあんずさんと呼ぶようにと付け加える。私もAのこと、A君って呼ぶから、まちがえないでねと
僕は音楽室に着くまでに細かな設定を聞く。
ふむふむ、僕はあんねーと先輩後輩関係っていうことなんだな。了解了解。
じゃあ私は衣装作りしてるから、帰りに迎えに来るね。と言ってあんねーと別れる。
さて、やりますか！僕はピアノの前に座って音楽を弾き始める。
夢ﾉ咲の音楽室はすごい普通の学校とはクオリティが全然違う。音ができるだけ漏れないような工夫がされている。
これで安心して弾ける。僕は久しぶりのピアノにワクワクしながら弾き始める。
思ってたよりも指が言う事を聞いてくれ、スムーズに弾ける。
そして1曲、練習のために弾く。勝手に抑揚をつけたり早くしたり、月永さんの曲に合うよう様々な技法で弾く。
僕が弾き終えるとそれを待っていたかのようにバサッとプリントのようなものが落ちる。
落とし主はあたふたしながらプリントを集めてこちらに来る。
女の子、うん女の子だな、と僕に確信させるような容貌。
するとその女の子...男の子はすみません！立ち聞きするつもりはなくて...その...とごにょごにょ言う。
A)「いえいえ！そんなこと！僕の方こそ」
とお互いペコペコ頭を下げる。なんだこれは
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りお(プロフ) - ゆっきーさん» すべて変換できるように訂正してみました。教えて頂きありがとうございます<(_ _*)> (2017年5月28日 9時) (
レス) id: 046f14f024 (このIDを非表示/違反報告)
りお(プロフ) - ちゃんほさん» いえいえ！すべて訂正してみました。教えて頂きありがとうございますo(_ _)o (2017年5月28日 9時) (レス) id: 046f14f024 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー - 変換できていないですよ (2017年5月28日 8時) (レス) id: 2f4621029f (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんほ(プロフ) - いきなりですいません...(名前)にしないと名前変換出来ないですよ^^* (2017年5月28日 8時) (レス) id: 236b6fab93 (このIDを非表示/違反報告)
りお(プロフ) - 神崎ユエさん» あ、本当ですね！ありがとうございます<(_ _)> (2017年3月27日 11時) (レス) id: 046f14f024 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りお | 作成日時：2016年8月9日 14時
