インクと仲が良いあの子はAUの見張り人【AU】 5

235.ソウル色変化事件 ページ35

『なな、なんで…？！私が最後に見たソウルはちゃんと赤かったよ…！！』


私のソウルは真っ白のモンスターのソウルと同じ色だった


ｲﾝ「ケツイ以外のモノを抱いたとか…？」


『ケツイ以外…？というか、ソウルに白とかないよね？！モンスター以外』


確か特定の色があった気がする…


ｲﾝ「え、Aモンスターになったの？」←


『それはない！！でも、さっきインクが言ってたようにケツイ以外のモノを抱いたからかな……？』


ｲﾝ「君は無意識にケツイ以外のモノを抱いて……それで創造の力がソウルの色を変えた、とか…？」


『それが一番あり得るね…ケツイ以外を抱いた時、ねぇ…。


あ』


ｲﾝ「何か覚えがあるの？！」


『…私のAUでアズリエルと戦闘した時に抱いたかも…』


ｲﾝ「なるほど……きっとそれだよ！ちなみになにを抱いたの？」


『……キボウ、だったかな…？』


ｲﾝ「キボウのソウルは白っ、と。でも珍しいね！白なんて」


『ん〜、なんか嫌だなぁ。白って私が何も考えてない頭真っ白な馬鹿みたいで』


ｲﾝ「僕は好きだよ」


…！！


『なんで？』


ｲﾝ「何色にも染まる事が無いから…？なんだろ…誰のモノにもならないみたいな…？Aらしい色だと思うよ！」


『っ！えへへ、ありがとう。やっぱり白好き』


ｲﾝ「いつかそのソウル、僕の色で……」ﾎﾞｿｯ


『？何か言った…？』


ｲﾝ「ううん！なんでもないよ。さ、寝よっか。」


『？？そうだね！



ねぇ、インク』


ｲﾝ「なんだい？」


『もし、もしも…私が私で無くなっても、止めてくれる？嫌いにならないでくれる？』


ｲﾝ「勿論だよ！というか僕がAから離れるなんてあり得ないね！ずーっと大好きだよ！」


『！！……じゃ、じゃあ…



もし、私が誰かを殺したら。私も殺してくれるよね…？』



ｲﾝｸ「……え？」


『…』


ｲﾝ「は、はは！冗談だよね？！」


『……そう思うなら思ってていいよ。


止めてごめん！早く寝室行こ？』


ｲﾝ「う、うん…(今の質問は一体…？)」


君はまだ気付かなくていい


これから起こるかもしれない大事に

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