3.守護者 ページ3
目を開くと知らない白い空間にいた…
私、死んだのかな？
…さっきの黒い液体…インクじゃなくて、もしかしたらアブナイ薬品だったのかも
あーぁ、呆気ない人生だったなぁ
さやか…
「やぁ！可愛らしい人間さん！」
『わぁっ？！』
悲しみに暮れてる中、私の目の前にいきなり現れたのは目の色が特徴的なスケルトンだった
え？なに、これ？人間死んだら骨になるから神様も骨なの？←
「えーっと、色々と聞きたいことはあるだろうけど。とりあえずここは天国じゃないし君は死んでない」
『え？じゃ、じゃあここは？』
「…うーん、そうなると説明は難しくなるけど…ここはね、色んなAUっていう世界を管理する場所なんだ」
『管理…？』
「そう、で…今その世界の大半がエラーって奴のせいで不具合が起きてるんだ。だから…えっと、君に手を貸してほしい。僕一人じゃ不具合を直せないから…」
『？！無理だよ！！私には関係無いっ！それって君の表情的に危険なことなんでしょ？死ぬようなことはお断りだよ。私にも大切なものがある。
というか何で私なの』
「君が引き込まれたインクはね、本当に心が優しい人しか入ることができないんだ。僕がそういう風にイジったんだ…害悪な奴がここに来ても困るだけだからね
ごめん、でも本当に君みたいな優しい心の持ち主は少ないんだ！！…だから協力してほしい」
『…私なんかに出来ることなんかないよ』
「ううん、君だからこそ出来るんだ。お願いだ、手を貸してくれ」
『…じゃあ、ソレが済んだら元の場所に帰してくれる？』
「勿論さ」
『…はぁ、仕方ない
ふふん！いいでしょう！！私がAUを救ってみせましょう！！』
帰るためだ！頑張ってあげようじゃないか！
「…！！頼もしいよ！本当にありがとう」
申し訳なさそうな顔でそう言う
『…で、具体的には何をすればいいの？それと君の名前は…？』
「あぁ！僕はインク！それで内容なんだけど、AUの世界にいるサンズがしてほしいこととかを満たすんだ！
もし、満たさないまま放棄してると、凶暴化して…色んな生き物を傷付けるようになる」
『…分かった、任せて！』
ｲﾝ「うん…！！えっと…」
『Aだよ、よろしくインク』ﾆｺｯ
ｲﾝ「//」
いきなりインクは顔を赤くした
『…インク？』
ｲﾝ「あ、え、えっと…！頑張って！！」
ﾄﾝｯ
動揺したインクに優しく肩を押される
『…へ？』
背後にはまたあのインクが
ｲﾝ「見当を祈るよ〜！」
『あぁああ！！』
ｽﾞﾌﾞｯ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 36人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「愛され」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ななし(プロフ) - 面白すぎるっ！忘れてないでこっちの更新してやって！続き気長に待ってまーす (2023年3月30日 0時) (
レス) @page6 id: fe2edfb663 (このIDを非表示/違反報告)
レーニャン(プロフ) - 更新待ち。たまにはこっちもやってあげて。あと、忘れないで。 (2023年2月20日 16時) (レス) @page6 id: b30d9de8f4 (このIDを非表示/違反報告)
チャッピー - 面白すぎませんかッ!？続きが気になりますッ!! (2021年9月25日 8時) (レス) @page6 id: 7f12abf3e8 (このIDを非表示/違反報告)
ソーマ - おもしろい！更新早くして欲しいです！ (2020年3月28日 14時) (レス) id: 6dbdbc0e75 (このIDを非表示/違反報告)
れいん rein - 私もです。 (2020年1月16日 21時) (レス) id: 72856e06da (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
