幻想郷にたどり着いたあなたの物語 (ページ4)

今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:418 hit

人形の家ページ4

たどり着いた場所は明らかに元の場所ではない。
緑色の木が生い茂り、真っ青な空なとても美しくて幻想的な場所だ。
そんな所に私は見とれていた

バンッ！

「痛ッ！」

私の腕に何かのスゴい痛みが走った。
後ろを振り返ると妖精がいた。

(こんなこと…こんなこと…現実にあるはずがない！!)

私は全力疾走をした。
腕はまだズキズキと痛む

「ハァハァ…」

息切れするほど走った。きっともう妖精は襲ってこないだろう。
後ろを振り返ると妖精はまだ私を追いかけてきた。

「嘘でしょッ!」

前を振り返った

バンッ!

今度は腕じゃない顔だっただが攻撃してきたのは妖精じゃない
前にあった木にぶつかったのだった

「痛～‼」

私はもうさっきからの事と今の痛みで半泣きしていた。
鼻からは鼻血が出ていた。

なんとか立ち上がろうとしたが、既に遅かった。
足を攻撃されたのだ。
私はよろけ近くにあったすごく小さい湖に落っこちたのだ。

妖精たちは疲れたのだろうか、いなくなっていた。

私は湖から体を起き上がると、安心した気持ちと、怪我をして痛いのと、これからどうするのかの不安の気持ちで溢れていた。

「とりあえず、今日泊まる場所を考えなくちゃ」
歩いていると青い屋根の不思議なかたちの建物があった
私はそこへ走った。

たどり着いた青い屋根の不思議なかたちの建物は大きくお屋敷に近い感じで怪しいような感じもした。一言で言えば"不思議"な建物だった

扉を私はノックした

空音「どなたかいるの？」

???「何の用?」

一人の女の人が出てきた。
髪の毛はくるくる?のショートヘアーに白のケープのついた青いドレスを着た少女だった

空音(…にしても私の姿に驚かないんだ…)

???「で用件は？」
空音「えっと一晩だけ泊めてくれませんか」
???「良いわ。にしてもひどい怪我。早く入りなさい。」
空音「ありがとうございます。」

私はその女の人の家へ上がった。言葉を失った。

人形がびっしりと家に置いてあるのだ。

まさか…この人…ヤバめの人かもしれない！