愛音のお話34。 ページ46
「こんにちはーっ!!!!愛音でーっす!!!」
私がステージに飛び出すと同時に、歓声が湧き上がる。それと同時に、腕どうした?との声もちらほら聞こえる。
「腕はねー、ちょっと家で転んだらあたりどこ悪くて折れちった!あははっ!」
とりあえず誤魔化す。そして、裏からそろそろと言われたので歌い出す。
「はーっ…!ありがとうございましたー!!」
ここから、裏から指令が出るまでトークで繋げる。まぁ、みんなやってるけどねw
「自分が一番遠くから来たっていう自信ある人ー!!」
ふと気になったことを聞いてみる。福岡、北海道、沖縄など遠くもあれば、すぐそこ!っていう答えもあって楽しかった。
裏から指令がでた。ここから少し茶番やってからまふとのコラボが始まる。
ライブも無事終わり(楽屋から出ると出待ちがいっぱいいて腕がぶつかりクソ痛かった。)
帰り道。つかバスの中。
「ねー、誰か大きい袋か何か持ってない?ダンボールとかでもいいけど」
そら「なんでだよ、お前そんなに大きい荷物あったっけか?」
「違う違う、少しはもらえるかなって期待してたお手紙が、予想の数倍多くもらっちゃって、袋に入りきらないんだよー」
96「ほんとだ!!いっぱいある!!すげー!!あ、袋これで大丈夫?」
「あ、うん!ありがと96ちゃん!」
96ちゃんが大きな袋をくれた。なんで持ってたのかわかんないけど、ありがたく使わせてもらおう。
お腹はぺこぺこだけど疲れたからどこにも行く気ないなぁ…なんて思いながら家に帰ると、なぜか店長がいた。
店長「あ、おかえり愛音ー。ご飯作ってるからもうちょい待ってな」
96「店長?なんでここにいるの?」
96ちゃんが代弁してくれた。
店長「んー、愛音は96と帰ってくるかなって思って。どうせお腹空いてて疲れてるだろうしってことで」
「それは嬉しいんだけどどうやって入ったのー?私鍵渡してたっけ?」
店長「あれ、覚えてない?愛音、前店長にっていって渡してくれてたよー」
全然覚えてなかった。ごめんね店長。
店長が作ったご飯、とても美味しかった。美味しすぎておかわりめっちゃしました。苦しいです。
「店長…片付けは私がやるよ…?」
店長「あくびしながら言われても…w大丈夫、風呂入って寝てな。俺、片付けたら帰るから。おやすみ、愛音、96」
仕方なく甘えさせてもらうことにした。ありがとう店長。96ちゃんもありがとう。
お久しぶりです。よくわからなくなってきましたね。
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リナ@lua(プロフ) - みなさん応援、励ましのコメントありがとうございました!お返事は返せませんが、全て読ませていただきました。本当にありがとうございました。続編に移行させていただきますので、よければそちらもどうぞ!そろそろ告白させようと思っています〜。 (2015年10月2日 20時) (レス) id: efe7a7d990 (このIDを非表示/違反報告)
リエナ(プロフ) - 俺も、小説書いてますっ!たいへんですよね。でも、中途半端に終わるよりも完結まで書こうとするリナさんはすごいと思いますなので頑張ってください (2015年8月30日 23時) (レス) id: 2fa19bfed4 (このIDを非表示/違反報告)
白漓(プロフ) - いつも更新楽しみにしています!!!無理せずこれからも頑張ってください! (2015年8月14日 8時) (レス) id: de4dfb84a7 (このIDを非表示/違反報告)
雨兎 - うまく言えませんが…長く書いていれば好きなものも変わりますよね。よく分かります。それでいてもせめて完結させようと思ったリナさんの気持ちが大切だと思いました。少しずつでも良いのでやり遂げて下さい。偉そうにすいません。長文失礼しました。 応援しています。 (2015年7月27日 14時) (レス) id: b1c55b1048 (このIDを非表示/違反報告)
愛音 - 続きが楽しみです!!無理せず更新頑張ってください(*´∀`)♪ (2015年6月20日 22時) (レス) id: 0186702d88 (このIDを非表示/違反報告)
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