第98話 悲劇へのカウントダウン。 ページ5
A「団長、あの剣とられてよかったの？」
メリ「全然よくねえな…どうにかしないといけねえ」
キン「武器がないと、団長の…」
全員「！！」
僕たちは前からからさっきの魔力を感じ取り、急いで止まった。
木の陰に隠れて前方を見ると、
死体の上に、ゴウセルが立っていた。あの鎧と大きな体は間違いなく彼だ。
そして、その前にそれぞれ武器を持った聖騎士が四人、離れた所にも一人いた。
聖騎士「『鎧巨人』がどんな奴か、確かめてみれば…ビックラこいて毛穴が開きました」
全身鎧を着ている、体格のいい男が言った。
聖騎士「知ってるのヒューゴ？」
それに反応し、凄く長い太刀を持った男が答える。
ヒュ「はい。手配書で…七つの大罪のゴウセルですよ」
聖騎士「…だとすれば流石というべきか。先に送り込んだ騎士団をアッサリ全滅させるとは…」
変わった形の剣を持った女も答えた。
聖騎士「全滅させられるザコ共が腑抜けすぎなんだよ。ねぇスレイダー？」
太刀を持った奴が大きなノコギリを持った仮面男に話しかける。
スレ「サイモン…余計な思考と詮索は不用…」
スレ「アタシたちの仕事は粛粛と対象を始末することよ……集中しなさい…」
サイ「…」
スレ「…」
ヒュ「…」
それから、彼奴らは微塵も動かなくなった。
勿論ゴウセルも。
バン「さっきから、もう一刻以上ピクリとも動かねぇぜ」
メリ「あぁ…」
A「動いた方が負ける。お互いにその瞬間を待ってるんだよ」
キン「一挙手一投足…瞬きすら見逃さないほどの集中力。オイラたちも、これ以上近づけば位置が割れるよ」
静かすぎる空間に、ポツポツと雨が降ってきた。
それでも僕たちは勿論、彼奴らも、ゴウセルも動かない。
少女「キャア！！人が沢山倒れてる！！」
少年「し…死んでるの？」
その時突然子供達の声が聞こえた。
ペリ「あっ、誰かいるぞ！！」
メリ「あいつら…！」
森の中に入ってしまった子供達が、とうとうココに来てしまった。
A「嘘でしょぉ…」
メリ「最悪だ…！」
少年「怖いよアーマンド！！」
少年「も、もう村へ帰ろう！！」
子供達は怖がり、アーマンドさんに引っ付いた。
が、
アー「はっ…ペリオ坊っちゃん！！」
ペリオだけ一人で聖騎士たちに近づいて行ってしまった。
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エリー - 質問どうゆうのがタイプかな (2017年9月22日 21時) (
レス) id: e14390e6f6 (このIDを非表示/違反報告)
エリー - 夢主に質問できんのかな (2017年9月22日 21時) (レス) id: e14390e6f6 (このIDを非表示/違反報告)
東雲(プロフ) - ヒビキさん» ありがとうございます！一年間、辛いと思いますが、自分の目標に向かって頑張ってください！！応援しています！！ファンという言葉は、あるということで！私も今気づきましたw初めてのアーサー君で大丈夫か不安でしたが、可愛いと思ってもらえて嬉しいです！ (2017年4月9日 21時) (レス) id: 1587a2b43a (このIDを非表示/違反報告)
ヒビキ(プロフ) - 今更ですが受験お疲れ様です！私は来年受験生ですよ笑 にしてもこの国にも"ファン"って言葉あったんですねwあーさー君が可愛い！！次回楽しみにしています！ (2017年4月8日 16時) (レス) id: e9bc5f77d4 (このIDを非表示/違反報告)
東雲(プロフ) - 零さん» ありがとうございます！楽しみにしていてください！頑張ります！！ (2017年3月20日 19時) (レス) id: 1587a2b43a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：東雲 | 作成日時：2016年12月11日 11時
