第123話 常闇の棺。 ページ36
メリ「オレが奪われた剣…いや、あの竜の柄は、『常闇の棺』と呼ばれる祭器の欠片なんだわ」
エリ「…『常闇の棺』？」
キン「それって…」
ゴウ「古い伝承にあるものだ」
A「あー、あれか」
バン「知ってんのか？」
A「うん。はるか昔、女神族、巨人族、妖精族、そして人間が力を合わして、魔神族を封印した道具だよ」
エリ「それでは…やはり、聖騎士は本当に魔神族を復活させようとしている…？」
ホー「復活させてお友達にでもなろうってか？」
エリ「まさか、そんなわけが…」
ホー「んじゃ、目的は何よ？」
ーリオネス王国ー
？「私の目的…か」
王城に、二人の聖騎士長がいた。
一人は銀色の髪の男、もう一人は黒い長い髪の男だった。
？「聖戦の実現だ」
銀色の髪の男はそう言った。
？？「！！！」
？？「聖戦の実現だと…ヘンドリクセン、何を言っている！？」
ヘン「ドレファス。お前の聖戦の予言の解釈は、『光の導き手』は我々聖騎士で、『黒き血脈』は七つの大罪だったな…？」
ヘン「しかし、私の考えは違う。奴らでは不足だ…」
ヘン「もちろん七つの大罪が手強い存在であることは認めよう。そして、あの方が加わることで、より手強くなったということも…。だが、古の大戦で四つの種族を相手に、互角以上の戦いを繰り広げた奴らの存在には及ぶまい」
ドレ「…魔神族か！貴様が陰で何やら画策しているのは察していたが…まさかそのようなーーー…」
ヘン「準備はほぼ全て整った」
ドレ「！？」
ヘン「あとは最後の欠片を手に入れ、封印を破壊する」
ドレ「貴様正気か！？仮にそんなものを復活させたとして、人間が敵う相手と思うか！！？」
ヘン「ああ…勝てるとも。そのために、私は魔神を長年研究し、様々な成果を手に入れた…『新世代』もその一つだ」
ドレ「目を覚ませ！！正義を司る我らが、呪われた種族の封印を解くなど許されんぞ！！」
ヘン「今更お前が正義を語るか？」
ヘン「10年前、聖騎士長の座欲しさに私をそそのかし…実の兄、そして聖騎士長だったザラトラスを殺したお前が！！」
ドレ「…」
ヘン「ドレファス…お前がいる。是非、私に力を貸してほしい」
ヘン「…だが、もし私の邪魔をするというならば、」
ヘン「貴様の愚息、グリアモール同様、消えてもらう」
ドレ「消えるのは貴様だ！！！」
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エリー - 質問どうゆうのがタイプかな (2017年9月22日 21時) (
レス) id: e14390e6f6 (このIDを非表示/違反報告)
エリー - 夢主に質問できんのかな (2017年9月22日 21時) (レス) id: e14390e6f6 (このIDを非表示/違反報告)
東雲(プロフ) - ヒビキさん» ありがとうございます！一年間、辛いと思いますが、自分の目標に向かって頑張ってください！！応援しています！！ファンという言葉は、あるということで！私も今気づきましたw初めてのアーサー君で大丈夫か不安でしたが、可愛いと思ってもらえて嬉しいです！ (2017年4月9日 21時) (レス) id: 1587a2b43a (このIDを非表示/違反報告)
ヒビキ(プロフ) - 今更ですが受験お疲れ様です！私は来年受験生ですよ笑 にしてもこの国にも"ファン"って言葉あったんですねwあーさー君が可愛い！！次回楽しみにしています！ (2017年4月8日 16時) (レス) id: e9bc5f77d4 (このIDを非表示/違反報告)
東雲(プロフ) - 零さん» ありがとうございます！楽しみにしていてください！頑張ります！！ (2017年3月20日 19時) (レス) id: 1587a2b43a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：東雲 | 作成日時：2016年12月11日 11時
