第97話 子供の言い分。 ページ4
Noside
アー「ペリオ坊ちゃん！待ってくださいよ〜！！」
子供達と一人の大人は険しい森の道を進んでいた。
アー「もう村へ戻りましょう！？」
ペリ「だったらお前一人で村に帰ればいいだろ、アーマンド！あとダスをつけろ！ペリオダスだ！！」
ペリ「おれたち、七つの大罪が悪を討ーつ！！！」
「「「討ーつ！！！」」」
アー「これは遊びじゃないんですよ？聖騎士が討伐にくるほどの大事なんですから！！危険すぎますよ！！」
ペリ「だからその聖騎士より先に悪者をやっつけるんじゃないか！！そしたらおれたち、本当に英雄だぜ！？」
アー「いけません！！」
男は必死に子供に呼びかけた。
ペリ「…うるさい」
アー「！」
ペリ「いつもおれのやることに文句ばっか言いやがって！！お前なんか拾ってやるんじゃなかったぜ！！！」
アー「…」
ペリ「い…行くぞみんな！！」
少年「う…うん」
反抗した少年は他の男の子を引き連れて、進んでいってしまった。
少女「…アーマンドは村長さん…ペリオのパパに雇われたんじゃないの？」
アー「あ…うん」
アー「大ケガを負って、村の外れに倒れてたところをペリオ坊っちゃんが見つけてくれたんだよ。もう何年も前のことさ。坊っちゃんは小さな手で一生懸命私を運び、看病につき添ってくれた…」
アー「だから、私は坊っちゃんの恩義に報いるためにも、お守りしたいんだ…！」
少女「ふーん…でももう行っちゃったけど？」
アー「！！」
アー「ペリオ坊っちゃーーん！！」
男は叫びながら、子供たちの後を追いかけて行った。
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A視点
ザッ…タンッ…
みなさんこんにちは、Aです。
僕たちは森の中を走っています。
キン「魔力が大分ハッキリ感じとれるようになってきた…近いよ！」
A「…聖騎士が五人と…何かが一つ…あるね」
確かに聖騎士はわかるんだけど、そうじゃないモノが…
バン「…だが全く動く気配がねぇぜ♪」
メリ「どのみち警戒はおこたるなよ！」
A「死んだ騎士が言ってた『ドーン・ロアー』…嫌な噂しか聞いたことがないんだけど」
キン「オイラも王国側にいた時、何度か見かけたよ。標的を殺すだけの任務につく、最悪の戦闘騎士団だ」
バン「カカッ♪上等だ♪こっちも遠慮なく好き勝手やれる♫」
バン「それよか団ちょー♪そいつら相手に武器なしでいいのかー？」
あ、そっか。団長の武器、バイゼルでとられたんだ。
第98話 悲劇へのカウントダウン。→←第96話 それってもしかして〜？
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エリー - 質問どうゆうのがタイプかな (2017年9月22日 21時) (
レス) id: e14390e6f6 (このIDを非表示/違反報告)
エリー - 夢主に質問できんのかな (2017年9月22日 21時) (レス) id: e14390e6f6 (このIDを非表示/違反報告)
東雲(プロフ) - ヒビキさん» ありがとうございます！一年間、辛いと思いますが、自分の目標に向かって頑張ってください！！応援しています！！ファンという言葉は、あるということで！私も今気づきましたw初めてのアーサー君で大丈夫か不安でしたが、可愛いと思ってもらえて嬉しいです！ (2017年4月9日 21時) (レス) id: 1587a2b43a (このIDを非表示/違反報告)
ヒビキ(プロフ) - 今更ですが受験お疲れ様です！私は来年受験生ですよ笑 にしてもこの国にも"ファン"って言葉あったんですねwあーさー君が可愛い！！次回楽しみにしています！ (2017年4月8日 16時) (レス) id: e9bc5f77d4 (このIDを非表示/違反報告)
東雲(プロフ) - 零さん» ありがとうございます！楽しみにしていてください！頑張ります！！ (2017年3月20日 19時) (レス) id: 1587a2b43a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：東雲 | 作成日時：2016年12月11日 11時
