第117話 初対面の印象は大事。 ページ30
やって来ました、キャメロット。
A「は、ぁ…ついた…」
ワープ使ったから結構疲れてるけど。
さて、マーリン探しますか。
兵士「アーサー様はどこにいらっしゃるのだ!?」
A「!?」
急に兵士の声が聞こえ、急いで近くにあった部屋に入る。
なんだか隠れんぼしてるみたいだ。たーのしー。
兵士「こっちにはいませんでした!」
兵士「こっちもです」
兵士「アーサー様、どこに行ってしまったのでしょうか…」
さっきからアーサーアーサーって、誰だろ?その人。
兵士「こうなったら、マーリン様に頼むしかないな」
A「!!」
マーリン!?
兵士「マーリン様は今の時間なら城内にいらっしゃるはずだ。よし!マーリン様にアーサー様を探してもらうぞ!」
兵士「「はい!」」
バタバタバタバタ…
A「…まーじか」
僕って凄くついてない?来て早々マーリンの居場所わかるって。しかもあの噂は本当だったなんて。
A「…そこにいるのだーれだ?」
?「!」
さっきからずっと、後ろから視線を感じるんだよね。侵入者だったら撃退しなくちゃいけない。
あ、僕、キャメロットに雇われてる訳じゃないから撃退しなくてもいいのか。
?「…」
すると、後ろから金髪の男の子が出てきた。
何歳だろ。18か19かな?
A「こんにちは」
?「!こんにちは…」
A「君は誰?」
?「私は、」
ガチャ!
??「アーサー、何をしているのだ」
アー「マーリン!」
A「あ」
ドアが開いたかと思うと、そこから髪が肩あたりまで伸びた、背が高い女性が入ってきた。
髪型も変わってないし、雰囲気も昔のまんま。彼女は間違いなくマーリンだった。
マー「!!A」
A「マーリン!!」
アー「え?」
マー「A、今までどこにいたのだ?」
A「んー、色んな所を転々としてた」
マー「言ってくれればココでかくまうのにな」
A「そんな、キャメロットのお城なんて自分には大きすぎるよ」
アー「あ、あの」
A「ん?」
マー「どうしたアーサー」
アー「えっと、この方は?」
アーサーとかいうさっきの男の子は、ずっと僕を見つめている。
マー「紹介しよう。伝説の八人目、Aだ」
A「どーもー」
僕はアーサー君に微笑みかけた。さっきは凄い睨んで誰だって聞いたからね。なるべくいい印象にしないと。
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エリー - 質問どうゆうのがタイプかな (2017年9月22日 21時) (レス) id: e14390e6f6 (このIDを非表示/違反報告)
エリー - 夢主に質問できんのかな (2017年9月22日 21時) (レス) id: e14390e6f6 (このIDを非表示/違反報告)
東雲(プロフ) - ヒビキさん» ありがとうございます!一年間、辛いと思いますが、自分の目標に向かって頑張ってください!!応援しています!!ファンという言葉は、あるということで!私も今気づきましたw初めてのアーサー君で大丈夫か不安でしたが、可愛いと思ってもらえて嬉しいです! (2017年4月9日 21時) (レス) id: 1587a2b43a (このIDを非表示/違反報告)
ヒビキ(プロフ) - 今更ですが受験お疲れ様です!私は来年受験生ですよ笑 にしてもこの国にも"ファン"って言葉あったんですねwあーさー君が可愛い!!次回楽しみにしています! (2017年4月8日 16時) (レス) id: e9bc5f77d4 (このIDを非表示/違反報告)
東雲(プロフ) - 零さん» ありがとうございます!楽しみにしていてください!頑張ります!! (2017年3月20日 19時) (レス) id: 1587a2b43a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:東雲 | 作成日時:2016年12月11日 11時