第112話 剣。 ページ25
A「凄いねー。王女さんにあんなところがあるなんて」
バン「いいのかよ〜♪女にあそこまで言わせーーー」
バンと僕が団長を見た頃には、もうそこには団長はいなかった。
怪物「！」
団長が空中で剣を構える。
メリ「許せよ、デール」
そして、落ちてくるのと同時に怪物を斬った。
キン「す、すごい！あの装甲のような皮膚を…ああもたやすく斬り裂くなんて！！」
ゴウ「流石だ」
メリ「…」
キンッ！
団長が剣をしまうと、怪物は木っ端微塵になって崩れた。
メリ「…」
キン「すごいじゃない団長ーー！！」
メリ「キング…悪かったな。俺のせいで」
キン「ううん！大丈夫さ！全然気にしないでよ」
A「団長もやれば出来るじゃん」
メリ「まあな。Aも、悪かったな」
A「いいよいいよ。気にしないで」
団長達が話し出したのを見計らって、僕はバンの方へと向かった。
A「バン？」
バン「ん？Aか♪」
A「何してるの」
バン「これ見ろ」
A「ん？」
そこには怪物の中心にいたデールさんの死体があった。そのお腹から何か生えている。
A「…植物？」
バン「…」
バンはそれを引き抜いた。
A「うわっ。気持ち悪っ」
その植物には目と口があり、鋭い歯まで生えていた。
バン「…」
植物「ポル！ポルポルポル！」
植物「ポルポルポルポルポッ」
グシャッ！
バン「…」
バンは植物を潰して捨てた。
A「…何、あの植物」
バン「さぁな♪」
僕達が歩き出した時、背後から感謝の声が聞こえた気がした。
キン「あ、A。バンもどこ行ってたの？」
A「散歩」
キン「絶対嘘でしょ」
バン「さて、腹も減ったし、店に戻るか♪」
キン「ディアンヌも心配しているだろうしね」
A「団長のことをね」
キン「…」
メリ「お前のおかげで何かが吹っ切れた」
団長は王女さんに向かって言った。
メリ「行こうぜ。ここから先は死闘だ！」
キン「ねぇ団長」
メリ「ん？なんだ？」
キン「バンの話が本当だとして、人間が魔神に変身するなんてこと、ありえるのかな…？」
メリ「呪い…とかか？」
A「誰かが人間になんらかの実験とか術を施した…とか？」
キン「ま、ま、まさか、人為的に魔神を造り出すってこと！？」
エリ「そんなことが…」
メリ「オレたちの相手はもう、聖騎士だけじゃねぇと言うことになるな」
第113話 ゴウセルが加わった。→←第111話 名言もらいました。
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エリー - 質問どうゆうのがタイプかな (2017年9月22日 21時) (
レス) id: e14390e6f6 (このIDを非表示/違反報告)
エリー - 夢主に質問できんのかな (2017年9月22日 21時) (レス) id: e14390e6f6 (このIDを非表示/違反報告)
東雲(プロフ) - ヒビキさん» ありがとうございます！一年間、辛いと思いますが、自分の目標に向かって頑張ってください！！応援しています！！ファンという言葉は、あるということで！私も今気づきましたw初めてのアーサー君で大丈夫か不安でしたが、可愛いと思ってもらえて嬉しいです！ (2017年4月9日 21時) (レス) id: 1587a2b43a (このIDを非表示/違反報告)
ヒビキ(プロフ) - 今更ですが受験お疲れ様です！私は来年受験生ですよ笑 にしてもこの国にも"ファン"って言葉あったんですねwあーさー君が可愛い！！次回楽しみにしています！ (2017年4月8日 16時) (レス) id: e9bc5f77d4 (このIDを非表示/違反報告)
東雲(プロフ) - 零さん» ありがとうございます！楽しみにしていてください！頑張ります！！ (2017年3月20日 19時) (レス) id: 1587a2b43a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：東雲 | 作成日時：2016年12月11日 11時
