【七つの大罪】八人目の大罪人。3！（男主）

第111話 名言もらいました。 ページ24

バンがムチを振り上げた瞬間、

グシャッ！

バンの上半身は潰された。

メリ「バーン！！」

メリ「もうよせ！！」

団長は怪物に呼びかける。

キン「伏せて団長！！！」

すると、キングが怪物に攻撃した。

キン『炸裂する刃雨』〈ファイトファイア・ウィズファイア〉！！

キングの神器(小さくなっていっぱいある形態)がいっきに怪物に突き刺さる。
しかし貫通していない。

キン「貫通しない！？だったら今度はーー」

メリ「やめろキング！！」

キン「え？でも…」

怪物『毒唾』〈ヴェノムスピット〉！！

キン「わああっ！！」

団長に気を取られていたキングが、怪物に毒を吐かれた。

団長「キング！！」

キン「うぅ…」

A「…はぁ…」

僕は地面に手をついた。

A「…『シャドウ』」

僕がそう言うと地面からドス黒い大きな細い腕が出てきた。

メリ「！？A！？何するつもりだ！」

A「何するって、アイツを倒すんだよ」

メリ「A、やめろ！」

A「でも倒さないと、」

その瞬間、左腕に強烈な痛みが襲った。

A「…ぅ」

気がつけば、目の前は空で妙な浮遊感があった。

あれ、僕、とばされてるかんじ？

メリ「Aーーー！！！！」

ドンッ！！

それから僕は地面に落ちた。

A「…いっ…てぇなぁ」

起き上がるも、左腕に力が入らない。
ダランと垂れ下がっている。

A「あれ。折れちゃったかな？」

メリ「いい加減にしろ！！」

団長は怪物に叫んだ。

バン「いー加減にすんのはよ」

回復したバンは起き上がり、

バン「てめえだ！！！」

団長を殴った。

メリ「…っ！」

バン「殺る気がねぇなら、ここから失せろ♬ただ忠告しとくぞ」

バン「中途半端な甘さは誰も救えねえ…てめえと仲間を殺すだけだ！！」

メリ「……バン」


「メリオダス様ーーーー！！！」

メリ「！？」

メリ「エリザベス！！」

少し高い所に、王女さんが剣を抱えて立っていた。

エリ「これを！！」

彼女は剣を団長に投げた。

メリ「あの剣は…」



リズ『なぁ、メリオダス。

お前に、この剣を受け取ってほしいんだ。』



メリ「…」

エリ「リズさんは…メリオダス様に戦ってほしかったんじゃありません…あなたに生きてほしかったから！！」

エリ「私も同じです！！」

メリ「…」

エリ「人々のために戦うあなたのためなら、そのための罪なら、私も一緒に背負います！！」

第112話 剣。→←第110話 勇気あるねー。

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