第107話 遠き日の幻。 ページ19
メリ「…バン」
メリ「なんで…殺した！！」
バン「化け物になっちまった野郎のクソみてぇな人生に幕を引いてやったんだろ。感謝してほしいくらいだぜ…♪」
メリ「だったらお前の人生はどうなんだ！」
バン「オーーウ♪まさにクソみてぇな人生さ。頼むから幕を引いてほしいもんだぜ♫」
A「…みんな、アレ…」
僕は喧嘩をしている二人を止めるように言った。
A「なんかブツブツ言ってるよ？」
僕は怪物を指差した。
中心の人間顔が何か呟いている。
ゴウ「心臓をえぐられ、なお、彼は幻を見ているのだ。それほどまでに彼を引き止める幻とはどんなものなのだろう」
怪物「…ーー…ー……」
A「…ゴウセル」
ゴウ「？どうした？」
A「僕にアレの幻を見せる事ってできる？」
ゴウ「あぁ。だが、団長たちは…」
A「…みんなピリピリしてるから、僕だけでいいよ」
ゴウ「わかった」
そう言うと、ゴウセルは僕の首に実態の無いものを刺した。
A『…』
目を開けると、そこは一面花畑で、家が一軒だけポツリと建っている所だった。
ゴウセルに何か刺されたが、全く痛くない。ていうか、刺されている感覚がない。
？「どうか父を許してくれ…」
A『！』
そこには、怪物の中心にいた人間と、二人の子供がいた。一人は髪の長い女の子で、もう一人はまだ小さい男の子だった。
？「お前たちのためにもっと生きていたかった…全ては私の弱さが原因だ…お前たちに、何もしてやれなかった……」
彼は女の子に言った。
？「弟を…ジールを守ってやってくれ…頼んだぞ…」
？「ギーラ」
あの女の子が、あのギーラ？
？「さらばだ…愛しい…私の、娘…私の…息…子…よ……」
A「…あ」
ゴウ「戻って来たか」
キン「大丈夫かい？あの怪物の幻を見たって聞いたけど…」
A「…うん。あの怪物、実は」
怪物「キャハハハハハハハハハハッ！！！！」
全員「！！！？」
怪物が急に叫びだした。
バン「どうなってやがる！こいつの心臓はたしかに…」
バン「…！！！くそっ！こいつも魔神か！！」
え？この怪物が魔神？
第108話 エリザベス。→←第106話 あれ？僕のセリフ少なくない？
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エリー - 質問どうゆうのがタイプかな (2017年9月22日 21時) (
レス) id: e14390e6f6 (このIDを非表示/違反報告)
エリー - 夢主に質問できんのかな (2017年9月22日 21時) (レス) id: e14390e6f6 (このIDを非表示/違反報告)
東雲(プロフ) - ヒビキさん» ありがとうございます！一年間、辛いと思いますが、自分の目標に向かって頑張ってください！！応援しています！！ファンという言葉は、あるということで！私も今気づきましたw初めてのアーサー君で大丈夫か不安でしたが、可愛いと思ってもらえて嬉しいです！ (2017年4月9日 21時) (レス) id: 1587a2b43a (このIDを非表示/違反報告)
ヒビキ(プロフ) - 今更ですが受験お疲れ様です！私は来年受験生ですよ笑 にしてもこの国にも"ファン"って言葉あったんですねwあーさー君が可愛い！！次回楽しみにしています！ (2017年4月8日 16時) (レス) id: e9bc5f77d4 (このIDを非表示/違反報告)
東雲(プロフ) - 零さん» ありがとうございます！楽しみにしていてください！頑張ります！！ (2017年3月20日 19時) (レス) id: 1587a2b43a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：東雲 | 作成日時：2016年12月11日 11時
