第104話 成れの果て。 ページ16
キン「それにしても、まさかゴウセルがあんな行動に出るなんて驚いたな」
ゴウ「驚く？何故だ？」
キン「何故って…キミがこの怪物に同情しているように思ったから」
ゴウ「同情…しているのか？」
ゴウセルの言動に僕達は顔を見合わせた。
メリ「でもこんな怪物、初めて見るな」
鎧の中身は、腕から腕がはえている。
気持ち悪っ。
でも、コイツ…
A「…なんだろう…違和感があるんだよね」
バン「違和感？」
A「うん。ドス黒い中に、僕達に似たようなものがある」
A「もしかして、元人間？」
バン「！？」
キン「人間！？」
メリ「ん？」
すると、怪物が急に起き上がった。
ゴウ「さて…がんばって五人で食い止めよう」
メリ「あらら…どうなってんの？」
ゴウ「言っただろう？三つ巴でぶつかれば、事態は混乱を極めた」
キン「くっ、首をはねたのに生きてる！！？」
ゴウ「あぁ、首はもはや飾りにすぎない」
キン「それのどこが元人間なの！？異常すぎるよ！！」
ゴウ「もちろん、ただの人間ではない」
今度は怪物の胴体が変形して、
ゴウ「聖騎士の成れの果てだ」
顔が四つと真ん中に人の顔が出てきた。
キン「この化け物が…聖騎士の成れの果て！？」
メリ「どういうことだ、ゴウセル？」
ゴウ「感じるはずだ。邪悪な魔力の奔流の底に、澱のように漂う聖騎士の魔力を…その邪悪で大きな魔力を抑えるために俺の鎧を着せていたんだが…」
A「少なくとも、話が通じる相手じゃないね」
バン「やっちまおーぜぇ♪さっきの戦闘は消化不良だったろ♪」
キン「油断は絶対に禁物だけどね」
ゴウ「ということで、しばらく四人で保たせてくれ。頼んだぞ」
バン・メリ・キン・A「へ？」
ゴウセルは気絶したペリオを抱いて行ってしまった。
ドンッ！！！
怪物が僕達に腕を振り下ろしてきた。
が、バンと団長と僕で飛び上がる。
メリ「とばすぞ！！」
バン「オウ♪」
A「おっけー」
団長の合図で僕達は一斉に相手の顔を殴り出す。
ある程度殴ったら、相手の顔が凹んだ。
しかし、
ポンッ
A「え？」
元に戻った。そして、こっちが殴られた。
メリ「あだっ」
あ、ヤバイ。
衝撃に備えて目を瞑る。
ボフン
A「？」
キン「フッフッフッ…」
メリ「おお？モフモフ！」
僕達はキングの神器にダイブしていた。
キン「三人共…戦いにおいては、まず相手の出方を見るべきだよ」
バン「えっらそうに♪」
第105話 キングの神器の第二形態可愛いよね。→←第103話 バイバーイ。
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エリー - 質問どうゆうのがタイプかな (2017年9月22日 21時) (
レス) id: e14390e6f6 (このIDを非表示/違反報告)
エリー - 夢主に質問できんのかな (2017年9月22日 21時) (レス) id: e14390e6f6 (このIDを非表示/違反報告)
東雲(プロフ) - ヒビキさん» ありがとうございます！一年間、辛いと思いますが、自分の目標に向かって頑張ってください！！応援しています！！ファンという言葉は、あるということで！私も今気づきましたw初めてのアーサー君で大丈夫か不安でしたが、可愛いと思ってもらえて嬉しいです！ (2017年4月9日 21時) (レス) id: 1587a2b43a (このIDを非表示/違反報告)
ヒビキ(プロフ) - 今更ですが受験お疲れ様です！私は来年受験生ですよ笑 にしてもこの国にも"ファン"って言葉あったんですねwあーさー君が可愛い！！次回楽しみにしています！ (2017年4月8日 16時) (レス) id: e9bc5f77d4 (このIDを非表示/違反報告)
東雲(プロフ) - 零さん» ありがとうございます！楽しみにしていてください！頑張ります！！ (2017年3月20日 19時) (レス) id: 1587a2b43a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：東雲 | 作成日時：2016年12月11日 11時
