第103話 バイバーイ。 ページ15
スレ「今日のアタシたちの任務は、あくまで『鎧巨人』の首を持ち帰ることなのよン」
A「でも、アレってゴウセルの鎧でしょ?」
メリ「中に入ってんのは一体誰なんだ?」
ゴウ「…………よく、わからない…」
スレ「さぁ、仕事の時間よ。お願いだから、今度は邪魔をしないで頂戴」
ゴウ「彼を、そっとしておいてくれないか…頼む」
バン「おいゴウセルー♪こんな化け物、勝手に殺らせときゃいいだろ」
キン「まぁ…たしかに、オイラたちもゴウセルだと思ったから、守ろうとしただけだし…」
その時、鎧巨人が大きく動いた。
鎧巨人「ボォオォォオォォォオォ!!!!!!」
こいつの鳴き声?叫び声?で、周りの死体は吹き飛び、僕たちも飛ばされないのに精一杯だった。
「「!!」」
ゴウ「この魔力を肌で感じたうえで、まだ彼を倒せると?」
スレ「…」
スレ「……倒せる」
スレ「無論、アタシたちの内二人…いや、一人は確実に死ぬ。だが確実にコイツの首も討ち取れるわ」
ゴウ「…冷静な判断だ……ならばやむをえん」
ゴウセルは腕をスレイダー達に向けた。
スレ「その化け物に加勢するつもり?」
ゴウ「…」
すると、腕を急に振り上げて、
ザンッ!
「「!!!!?」」
鎧巨人の首を切った。
ゴウ「…持っていけ」
スレ「な…んのつもり!?意味が、わからん!!」
ゴウ「一番の平和的解決方法だ…七つの大罪と『鎧巨人』、それにお前たちの三つ巴の戦いが起これば、その余波でオーダンと村人の全滅は必至。それに、これで死んだ騎士たちも多少は報われよう」
スレ「……フ…」
スレイダーはゴウセルから首を受け取った。
サイ「いいのか!?スレイダー!!僕らの獲物を勝手に…」
スレ「童はお黙り」
サイ「…っ!」
スレ「気に入ったわ。色欲の罪ゴウセル。あなたのその強さとーーー…七つの大罪、そして伝説に敬意を表して引いてアゲル」
スレ「でも、もしいずれ、あなたたちの首を獲れと命令が出れば、その時はーーーー」
スレ「…まぁ、いいわ」
スレ「バイバーイ♡」
そう言って、スレイダー達は帰って行った、
ゴウ「バイバーイ」
全員「?」
211人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「男主」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
エリー - 質問どうゆうのがタイプかな (2017年9月22日 21時) (レス) id: e14390e6f6 (このIDを非表示/違反報告)
エリー - 夢主に質問できんのかな (2017年9月22日 21時) (レス) id: e14390e6f6 (このIDを非表示/違反報告)
東雲(プロフ) - ヒビキさん» ありがとうございます!一年間、辛いと思いますが、自分の目標に向かって頑張ってください!!応援しています!!ファンという言葉は、あるということで!私も今気づきましたw初めてのアーサー君で大丈夫か不安でしたが、可愛いと思ってもらえて嬉しいです! (2017年4月9日 21時) (レス) id: 1587a2b43a (このIDを非表示/違反報告)
ヒビキ(プロフ) - 今更ですが受験お疲れ様です!私は来年受験生ですよ笑 にしてもこの国にも"ファン"って言葉あったんですねwあーさー君が可愛い!!次回楽しみにしています! (2017年4月8日 16時) (レス) id: e9bc5f77d4 (このIDを非表示/違反報告)
東雲(プロフ) - 零さん» ありがとうございます!楽しみにしていてください!頑張ります!! (2017年3月20日 19時) (レス) id: 1587a2b43a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:東雲 | 作成日時:2016年12月11日 11時