第37話 友達っていいなぁー。 ページ41
それから僕たちは飲んだり食べたりした。
バンは取り敢えずお酒を飲み、ディアンヌはあの大きさなので、普通のコップは小さすぎるから。と、樽をコップにしてのんでいた。王女さんも団長に食べさせてもらったりしていた。ホークは…まぁ…言わなくてもわかるだろうけど、残飯をわざわざ用意してもらっていた。
ズルズルズル
バン「カッカッ♬ホーク団ちょ〜〜♬」
ホー「こいつをなんとかしてくれーい」
メリ「あいかわらずよえーなー」
A「団長は相変わらずつよいよね」
メリ「まぁな。Aものめよ?」
A「うん」
エリ「フフ」
エリ「こんなに楽しかったのは久しぶりです…」
ディ「ん?」
エリ「こんな瞬間がずっと続けばいいのに…」
エリ「だからこそ、今回、改めて聖騎士の恐ろしさを思い知りました。そして聖騎士と対抗しうるのはあなたたち、七つの大罪しかいない…と」
ディ「…」
ディ「王女さん」
エリ「?」
ディ「ボクは、人間や…人間の国の事情は知らないし、正直あんまり興味もない…」
ディ「でも…」
エリ「…でも?」
ディ「キミのためなら戦ってもいいと思った。今日のキミが、あんまりカッコ良かったから」
エリ「わ、私は何も…!」
ガバッ
エリ「…っ!!」
ディ「ダメだよ。無理しちゃ」
ディ「キミは自分には力がないって言ってたけど…ちゃんとあるよ。ボクや団長たちの心を動かす力が…さ」
A「…ん?ディアンヌと王女さんが喋ってる」
ディ「ねぇ王女さん?」
エリ「…はい?」
ディ「『エリザベス』って、呼んでいい?」
すると王女さんはニッコリ笑って返事した。
エリ「はいっ!!」
今までディアンヌが一方的に王女さんのことを嫌ってたけど、これで仲良くしてくれそうだ。
A「…友達か…いいなぁー」
メリ「ん?なんか言ったか?」
A「え?あ、あー…お酒久しぶりだなーって…」
メリ「そうか!」
ディ「じゃあさ、ボクのことも様づけしなくていいからねっ」
エリ「え…そ、それはちょっと…だって、」
ディ「いいから!」
エリ「は…はい…!」
ダナ《この若者達が大罪人?バカバカしい話にもほどがある。一体聖騎士たちは何を企んでいる?》
ダナ《それにしても、私の身に起きた奇跡といい、あのメリオダスという少年を加護するかのような現象といい…目に見えぬ不思議な力が…ーーいや、計り知れない大きな意志の存在を感じる》
第38話 流星。→←第36話 久しぶりの美味しいご飯だぁぁぁぁぁ!
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東雲(プロフ) - ぴーこさん» 今更ですが気がつきました。ご指摘、ありがとうございます! (2017年8月28日 18時) (レス) id: 1587a2b43a (このIDを非表示/違反報告)
ぴーこ(プロフ) - えっと……失礼ですが第6話のエリザベスちゃんの言葉がてっきりでは無く、てっいり、になっています。すいません……。。 (2017年8月28日 12時) (レス) id: 8666d4fbce (このIDを非表示/違反報告)
東雲(プロフ) - あいさん» 続きを楽しみにしていてください!頑張って更新していきますので! (2016年9月22日 11時) (レス) id: e5b05e2df6 (このIDを非表示/違反報告)
あい - 続きが気になります!更新頑張ってください!! (2016年9月22日 10時) (レス) id: c503bd2bf1 (このIDを非表示/違反報告)
東雲(プロフ) - 蛇華神 八岐大蛇さん» ありがとうございます!頑張ります! (2016年9月20日 21時) (レス) id: 1587a2b43a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:東雲 | 作成日時:2016年9月19日 0時