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第29話 アンデッドバン。 ページ33

皆さんこんにちは、Aです。
今何してるかって?今何してるっけ?
あ、そうだ。僕ね、今戦闘中なんですよ。
あのー、トゲトゲの聖騎士と。
確か名前はージュト?そうだ!ジュトさんだ!

ドスッ!!

セネ「キャア…」

A「あ。」

バンがジュトに刺されていた。

A「がんばれーバーン」

セネ「た、助けないのですか…?」

A「ん?あぁ、あの人ね、不死身なんだ」

セネ「ふ、不死身?」

A「そうそう」

バン「ゴホッ」

バンが口から血を吐いた。

セネ「ジュ、ジュド様も…酷いことを…」

セネットさんが小さな声で呟いた。
え?ジュド様?あ、そうか!あいつの名前はジュドだったのか!!

バン「がはっ…くぁ」

ジュ「…痛いか?」

ジュ「だから言ったろう?強欲の罪のバン。貴様の役目は終わったのだ…と」

いや、トゲトゲ君よ。君が刺した相手が不死身だってこと、君が捕らえたのに知らないのかな?
それより、僕が仲間を助けてない時点で何かおかしいって気付こうよ。

バン「俺が…五年前に…なんで、てめぇに…捕まったか…わかるか…?」

ジュ「フン…まるでわざと私に捕まったような口振りだな」

バン「あん時の俺はよ……『痛み』が欲しかったんだ」

ジュ「?」

バン「生きてるって実感を感じられる『苦痛』が欲しかったんだよ〜」

バン「でももう飽きたわ♪お前の痛みは」

ジュ「な…?」

バンの顔は笑っていて、そのまま自分に刺さっていた棒を自分で引き抜いた。

ジュ「!!!!」

ドッ

バン「団ちょが生きてることもわかったことだし〜♪」

バン「あいつが生きてるとなりゃ、また色々と『事』が起こりそうだろ?こんなつまらん所でくすぶってる理由はなくなったわけだ…!」

セネ「あ……あ、」

A「見ない方が君のためだよ?」

震えて涙目になっているセネットさんの前に立つようにして、僕は彼女がバンとジュドを見えないようにした。
なぜかって?今、僕たちの前で起こっている事が普通の人からしたら、刺激が強すぎたから。
そこには、

ジュ「き…きさま…まさか、10年前と同じことを…王国転覆を謀る気では…!?」

バン「王国転覆?あー、あったなそんなこと」

ジュ「ク…クク…そんなことをしてみろ……」

ジュ「今度こそ…王国全聖騎士は七つの大罪に…全面戦争を仕かけるぞ…!!」

もう傷が塞がったバンが、自分を刺していた棒でジュドを刺している姿があった。

バン「…そそるねぇ♪」

第30話 相手の攻撃で髪を切るって、不死身だからこそ出来ることだよ。→←第28話 ひっさしぶりーー!!



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設定タグ:七つの大罪 , 男主   
作品ジャンル:アニメ
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東雲(プロフ) - ぴーこさん» 今更ですが気がつきました。ご指摘、ありがとうございます! (2017年8月28日 18時) (レス) id: 1587a2b43a (このIDを非表示/違反報告)
ぴーこ(プロフ) - えっと……失礼ですが第6話のエリザベスちゃんの言葉がてっきりでは無く、てっいり、になっています。すいません……。。 (2017年8月28日 12時) (レス) id: 8666d4fbce (このIDを非表示/違反報告)
東雲(プロフ) - あいさん» 続きを楽しみにしていてください!頑張って更新していきますので! (2016年9月22日 11時) (レス) id: e5b05e2df6 (このIDを非表示/違反報告)
あい - 続きが気になります!更新頑張ってください!! (2016年9月22日 10時) (レス) id: c503bd2bf1 (このIDを非表示/違反報告)
東雲(プロフ) - 蛇華神 八岐大蛇さん» ありがとうございます!頑張ります! (2016年9月20日 21時) (レス) id: 1587a2b43a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:東雲 | 作成日時:2016年9月19日 0時

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