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凄い。。。って圧倒されて
声に出してしまうほど。



家具の前に立てば、
スポットライトは、次に玉森さんの方へとさした。




相変わらず、気取らない姿で
彼女のもとへと歩み寄る。

その長いすらっとした足で
くしゃっとなったふわふわの髪で
少しだけ赤く染まった顔で



彼女の方へ、
ゆっくりと・・・。



















ありがとう。
なんて、そんな言葉おかしいけど
あなたを好きになってよかったよ。


玉森さんを思うと仕事を頑張れた。
目が合うだけでドキってしたり、
学生の頃に戻れたみたいで、、、







高島さんの方へと寄り添い、
2人でフフって笑いあう。。。





『私絶対Aさんみたいな
玉森さんの近くで仕事する人だったら

好きになってたかもしれません。』



『むしろ、
今すでに惹かれる手前です(笑)』








私にはもう関係ないから、
玉森さんのこと好きじゃないから、

別にどうなったっていい。



ただ、正直言うと
見てて心がえぐれるような痛み。。。









「さようなら」









そう言い、
心ここにあらず。
そんな感情で、ただただ重い両手で拍手をした。









あんな笑顔・・・。
私に向かってしてくれたこと、一度もなかったな。


って、過去のことを思い出すほど
辛くなっていって自分で傷を深くしている気がする。



















もう・・・

平気だよね。





これ、成功したよね。







玉森さんの言葉、
聞きたいけどもはやそんな気力私にはなかった。


聞くとまた好きになりそうで怖かったから、
黙ってその場から私は離れた。









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涼風(プロフ) - ララ☆さん» こんにちは♪そんなこと言ってもらえて光栄です(*^^*)応援ありがとうございます! (2016年11月23日 16時) (レス) id: 93533482e6 (このIDを非表示/違反報告)
ララ☆ - この作品は、私の癒やしです。これからも応援しています。 (2016年11月23日 15時) (レス) id: b543f3584d (このIDを非表示/違反報告)
涼風(プロフ) - 桜さん» 桜さん!コメント嬉しいです♪いつも応援ありがとうございます!頑張りますね! (2016年11月21日 14時) (レス) id: 93533482e6 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 移行おめでとうございます(*^^*)これからも、応援しています!(#^^#) (2016年11月20日 13時) (レス) id: 0c0813c9ee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:涼風 | 作成日時:2016年11月19日 17時

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