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何やかんや、
その日は大体の内容を確認して
あとの準備はスタッフに任せた。
明日・・・
うまくいくかな。
きちんと、
レッドカーペットを歩く玉森さんと高島さんを
この目で見届けたい。
辛かったこの片思いともさよならをしよう。
もう決めたことだから。
ずっと好きだ、って追いかけ続けてもきりがない。
もし告白したとしても
答えは変わらないはず。
本当に好きならば、
彼のためにも静かにその場を去るべきだよね。
今まで土足であなたの心に入ってしまい、
申し訳ないです。って、
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当日、会場で慌ただしく社員やらスタッフが動く中
私は高島さんがいる控室に行った。
「高島さーん」
高「・・・はい、」
「行程は確認済みだよね?
高島さんが行った後に、玉森社長が来るから。」
高「・・・Aさん、」
「どうしたの?」
高「不安です。
めちゃめちゃ緊張します・・・。」
私の袖をぎゅっと握って
震えている手と泣きそうな目で訴えてきた。
「大丈夫だよ。
玉森さんは、ちゃんと
あなたをリードしてくれるから。」
ね?って、
肩をポンと叩いた後、私はその場から離れた。
平気、きっと。
彼は何も言わなくても
強い安心感で包んでくれる、そんな人だから。
分かるの。
彼のこと今までずっと見てきたから。
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涼風(プロフ) - ララ☆さん» こんにちは♪そんなこと言ってもらえて光栄です(*^^*)応援ありがとうございます! (2016年11月23日 16時) (レス) id: 93533482e6 (このIDを非表示/違反報告)
ララ☆ - この作品は、私の癒やしです。これからも応援しています。 (2016年11月23日 15時) (レス) id: b543f3584d (このIDを非表示/違反報告)
涼風(プロフ) - 桜さん» 桜さん!コメント嬉しいです♪いつも応援ありがとうございます!頑張りますね! (2016年11月21日 14時) (レス) id: 93533482e6 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 移行おめでとうございます(*^^*)これからも、応援しています!(#^^#) (2016年11月20日 13時) (レス) id: 0c0813c9ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涼風 | 作成日時:2016年11月19日 17時