幻想的に淡く。2

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玉森さんの目線が
私の心に突き刺さるようで、
なんか頭がぐわんぐわんする。









なんで泣いてるの、って・・・

どう説明すればいいの。

だって自分でもどうして泣いているのかよくわかってないし









それが自分に対してなのか

玉森さんに対してなのか。。。








悔しくて泣いているのか。

さようならって泣いているのか。

こっちを見て欲しいって泣いているのか。









色々な思いがぐっちゃぐちゃになった今、
いきなり腕掴まれて理由聞かれても
頭の中で言葉は整理されてないから黙っちゃうだけ。





静かになっているこの部屋が
ますます緊張感と圧迫感を与えてきている気がした。









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「・・・」


玉「もしかしてこの前俺が言った…

「っ・・・目が痛くて(笑)

私コンタクトしてるんですけど、
なんかゴロゴロするんですよね〜(笑)

あ、12時間以上してるからかな？
知ってました？(笑)コンタクトって12時間すると…


玉「A、」









話をそらした私にわざと名前で呼ぶ玉森さん。









なんで・・・

こういう時だけ。








ドキって反応して。

でもまたこの人のペースに飲み込まれるって。




この腕ほどこうか悩んだけど
私また逃げるの。って。









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今のこの時間こそが
２人でちゃんと話せる時だよね。









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