幻想的に淡く。2

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もういいんだ。
これで。





玉森さんは玉森さんの道を歩めばいい。






きっと彼なりの世界というのが
あるんでしょうね。


そこに足を踏み込んじゃったから
罰として私にもこのような事態を招いてしまったということで。








そう考えれば、
少しは気持ちも楽かも。









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颯「明日の午後、
撮影するスタジオに行って最終確認ですよね！」



「うん。
あ、ドレス変えといてくれた？」



颯「バッチリです！
色はそのままですよね？」




「そうそう。
デザインだけ変えてくれれば。

……じゃあ、明日
ドレス写真撮って高島さんに見せよっか。」








ちょうど連絡先も交換しといたから
また会える日決めて
打合せしてから本番行ったほうがいいもんね。









颯「まぁ、例えうまくいかなかったとしても平気です！」



「え？(笑)」



颯「僕がついてるんで。」



「・・・っな、生意気言って〜(笑)
年下のくせに」



颯「俺がいなくてもAさん
毎年やりこなせちゃうもんな〜(笑)

助けた覚えがない。」



「フフ(笑)」









"僕がついてるんで。"


そんな言葉に、キュンときてしまった。







本当にそんな言葉どこで覚えるのよ。
いつも毎回私に告白する時とか思ってたけどさ。









動揺したこと
バレてないといいんだけど。。。









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