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・
「昨日、俺見ましたよ(笑)」
「ん?」
「社長と琴瀬さんが
一緒に会社出るところ(笑)」
颯「……え、」
どうして。。。
それを今ここで言うかな。
一回その場は静かになったけど、
まさか〜って一人の社員が言ってくれたおかげで
その話は綺麗に消えた。
はずだった……。
・
颯「そう……だったんですか。」
「……え、」
颯「外にいるって、
そういうことだったんですね。」
また、
切ない顔でそう言う。
颯くんは資料を持って
私の横を通り過ぎた。
「っちょっと、颯くん!」
周りから怪しまれないように
颯くんのこと追いかけた。
「ッッ違うの、聞いて…!」
立ち止まった。
颯「よかったじゃないですか(笑)」
「え、」
颯「僕言ったでしょ。
どんな形でもAさんのこと守りたいって。
好きなのは変わりないですけど
僕がAさんの為に少しでもなれてたらそれでいいです。
Aさんが笑ってたらそれだけで十分です。」
「ッッ違うの、
私と玉森さんは別に付き合ってるとかじゃ…
颯「なんで?
Aさんが好きなのは裕太さんなんだから、
別に誤解されても否定することはないでしょ?」
なんで。。。
私傷ついてるんだろう。
なんでこんな気持ちになるの。
でもこれは彼が好きだからじゃない。
きっと、
いつもそばにいて、私のこと好きって言ってくれた颯くんが
離れてしまったから。
心寂しいなんて、
そんなこと思うのは勝手すぎだよね。
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涼風(プロフ) - ララ☆さん» こんにちは♪そんなこと言ってもらえて光栄です(*^^*)応援ありがとうございます! (2016年11月23日 16時) (レス) id: 93533482e6 (このIDを非表示/違反報告)
ララ☆ - この作品は、私の癒やしです。これからも応援しています。 (2016年11月23日 15時) (レス) id: b543f3584d (このIDを非表示/違反報告)
涼風(プロフ) - 桜さん» 桜さん!コメント嬉しいです♪いつも応援ありがとうございます!頑張りますね! (2016年11月21日 14時) (レス) id: 93533482e6 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 移行おめでとうございます(*^^*)これからも、応援しています!(#^^#) (2016年11月20日 13時) (レス) id: 0c0813c9ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涼風 | 作成日時:2016年11月19日 17時