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毬鬼と矢印鬼2 ページ30

「遊び続けよう。朝になるまで、命尽きるまで!!」

腕が増えたっ!?
毬鬼の腕が二本から六本に増えた。

さっきよりも毬の威力が増している…

…見えた!!
この矢印で毬の軌道を動かしていたのか。

でも、矢印が見えても反撃に出られなければ意味がない。
二人を守りたいけど、斬っても当たってくる毬の攻撃を抜けられない。

鬼は二人。
毬鬼は毬を投げる様子を見る限り、軌道を自在に操る術は使っていない。

なら、先に倒すべきはもう一人、この毬の軌道を自在に操る術を持っている鬼…
あの矢印を操っている鬼だ…!!

炭治郎も匂いで位置の特定はできているけど、この状況をなんとかしないと…

愈史郎さんが炭治郎に視覚を貸してやると、目の模様が書かれた紙を飛ばした。

えー、いいなぁ炭治郎…
私もそれ欲しい…

あ、愈史郎さんに、お前はもう見えているだろう!という目で見られた。

「愈史郎さんありがとう。俺にも矢印見えました。禰豆子、木だ!!木の上だ!!」

炭治郎の指示で禰豆子ちゃんが矢印鬼の元へ
それを合図に私と炭治郎は外に出て毬鬼を狙う。

「水の呼吸 参ノ型 流流舞い!!」

『雪の呼吸 漆ノ型 氷刃舞爪 一連!!』

六本腕を三本ずつ斬り落とし、私たちは珠世さんを振り返った。

『珠世さん!』

「この二人の鬼は鬼舞辻に近いですか!?」

「恐らく」

「『では必ずこの二人から血をとってみせます!!』」

毬鬼と矢印鬼3→←毬鬼と矢印鬼



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作者名:りんらん | 作成日時:2020年9月28日 16時

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