14話 ページ16
−
そうちゃんに連れられてギンと会った。空はもう夜遅くて、当たりは静かだった
｢Aちゃん、今日も相変わらず眠たそうやね｣
｢....ねむ、たい。｣
今日は一段と眠たい。愛用の枕を持ってよろよろと歩いていた
そうちゃんが途中でおんぶしてくれたから、少しだけ寝られたよ
｢さて、始めようか｣
瞬歩で移動した場所は、けんせいが率いる九番隊の人達が泊まってるテント。
見張りが３人、そうちゃんとギンは刀を抜いて斬りかかった
霊圧を消してるから、中の人は気づかない。部下の悲鳴を聞いて、テントからけんせいが出てきた
｢A｣
｢...うん｣
周りを黒い闇で囲み、周りが見えないようにする要。
｢な、...何だ！？この....｣
それは一瞬の事。黒い闇はすぐに消え、反対に彼の体に刀が貫いた
崩れ落ちるけんせいを刺したのは
｢要、ご苦労｣
｢藍染様｣
もう一人の、そうちゃんの部下
死んだふりをしてた要だ
｢ひゃっ、これどないしはりますの？｣
｢彼はもう時期虚になる。彼らの霊圧が途切れたことに瀞霊廷もすぐ気づくさ｣
｢では、観覧されるのですか｣
｢勿論｣
おいで、とわたしを手引きするそうちゃんに近づいて引っ付く。
体が浮く事に気づいて、わたしはゆっくりと身をゆだねた
｢A、寝ていていいよ。後で起こしてあげるから｣
｢...うん｣
じゃあ、少しだけ
少しだけ寝るね、そうちゃん
そっと目を閉じた
近くに ひよ里の霊圧を感じながら−−−。
＿
六車拳西が”虚化”となり、猿柿ひよ里並びに平子真子達隊長格が勢揃いで登場した。
フッと口元が自然に上がる。彼らが自ら来たように背き、虚となった彼を止めるのがごく自然な事と思い込む愚かな者達
”僕”がそう仕向けている事など、知りもしないだろう＿
｢ギン この子を担いでくれるかい？｣
｢？ええですけど、｣
｢僕は今から彼ら...いや 彼に用がある。僕としてはこのまま抱いてきたいけど Aに傷が着いたら嫌だしね｣
｢それやったら起こせばええ話では…｣
分からないかい？ギン
僕の腕の中で眠る彼女を起こしたくないんだよ。
こんなに気持ちよさそうに眠るAに 今から見る景色はあまり良くない
｢.....仕方ないなぁ、ええですよ｣
｢すまないね｣
ギンにAを渡すと彼は軽っと言って驚いていた。僕はそんな声を聞きながら、今から接触する彼らを見つめた＿＿。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 310人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
るな(プロフ) - どうか続きを恵んでください(,,> <,,) (2023年4月28日 19時) (
レス) @page34 id: 2ee13aea9b (このIDを非表示/違反報告)
悠月(プロフ) - 更新楽しみに待ってます！ (2020年5月20日 22時) (レス) id: 96d594e2d8 (このIDを非表示/違反報告)
アイ - この小説が好きです。更新ずっと待ってます！ (2019年5月8日 10時) (レス) id: 89b2a9b2ce (このIDを非表示/違反報告)
yurun(プロフ) - 更新再開ホントに嬉しいです！！この小説大好きなんです！！頑張ってください！！ (2017年9月27日 0時) (レス) id: fab1742305 (このIDを非表示/違反報告)
黒桜姫(プロフ) - ドーナッツ(´ε` )さん» 報告ありがとうございます！すぐに訂正しますね！ (2017年3月23日 10時) (レス) id: 50760fe743 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
