夜中のお決まり事 1 ページ9
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今は11時 , まだ夜中ではないけど夜の方なのだろう ,そしてデジャヴとも言えることが起きている,
『 おまッ もっと向こう行けッ !!』
デスクの下に潜入中だ
ひとりは流石に嫌だけど , だからって2人も暑い …
暑いってゆーか ……近すぎてなんかダメだ ,
「 し〜ッ 静かにね」
なんで冷静なんだよおおぉぉッ !!
しかも今回 , 武器がたくさんあるのでさらに狭くなってすごく密着してます ,
『 … 太宰さん… , 暑い …』
俺の体温は結構低いのに太宰さんが暑いのだと思う!!
俺1人だったら快適だと思うしッ!!
「 暑いね〜 いつくるんだろ ,」
そう喋った時だった
がちゃっ
ドアが開く音がした
鍵をかけてるのにも関わらず , 難なく開いた
こつ , こつ …
靴の音が静かな探偵社に響く
「 じゃ , 今回は異能を使っていこう
多分回収だからそこまで危険じゃない ,」
その言葉に納得した俺は異能を発動させて
デスクの下から顔を出す , そしてデスクの上に立って , 相手を上手く誘導するのだ ,
相手は小さいな … 俺より小さいかな…?
「 あ , なめくじ …だ」
太宰さんがなんか言ってる
聞こえないけどまぁいい , 相手から監視カメラを取り上げてスタンガンを ……
芥川みたいにはならないように慎重に近づく
びりッ
「 あ , 成功した ……ふぅ ……」
スタンガンも上手く当たって , 敵のポケットから監視カメラを取り出す ,
そして異能を解除する , これで任務成功か
処が
ぐいッ
『 へッ !? 』
腕を引っ張られて帽子を被ってる人に抱きつかれる
「 こいつが太宰の女 ?男 ?
まぁどちらにせよ顔が綺麗だな … ,」
「 中也かぁ〜 ……そりゃスタンガンも効かないよ」
知り合いなのかな ……抱きつかれた俺は緊張のあまり声も出せない…てか恥ずかしいんだよッ !!!
「 太宰 , そこでしっかり目に焼き付けとけ
お前の恋人が俺に取られるさまをな … 」
お決まりのキス
抱きついるからいつも以上に距離が近く ,
相手も俺も自覚があるのでより恥ずかしい
しかも長い
息が持たない …
『 んッぅ … ッ…ぁ…』
相手の胸板を叩くと口を離してくれた
意外と優しいのかな ? なんて考えてると2回目の深いキス
「 あまいな …… 」
そう呟いて , 何回も何回もされた
もう口にあるのがどっちの唾液だか , 分かんなくなってしまった …
『 ぷはッ !! おまッ …何してるんだよッ !!』
「何って , 太宰の大切な人を奪いに来た」
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洸(プロフ) - 泣いたわ、もう泣いたわ、、、タメ口ごめんなさい (2020年3月6日 3時) (レス) id: 6d6b8b4f55 (このIDを非表示/違反報告)
いけたい - 押し倒しましょ?もう押し倒しちゃいましょ? (2018年10月28日 20時) (レス) id: 21ac21fda6 (このIDを非表示/違反報告)
夜菜 - 太宰が触れてる時は異能が効かないのでいいんじゃないんですか? (2017年8月3日 4時) (レス) id: 3fa40a2e0f (このIDを非表示/違反報告)
神夜 蒼(プロフ) - 下の方も言ってますけど太宰さんには異能は効きませんよ? これじゃ原作崩壊してる気が……。 (2017年6月3日 16時) (レス) id: b87a79904c (このIDを非表示/違反報告)
アニオタ★ - 最高ですね。最後感激っ!もう泣きそう…。最高でした!有難う御座います…!本当に、有難う御座いました!ご馳走様でした!最高でした!(←何度も繰り返すキモい)いい話ですよ!お疲れ様でした!他の作品、是非見させて頂きます!拝見だぜっ!*\(^o^)/*応援します! (2017年3月5日 3時) (レス) id: c82853ab8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:林檎 | 作成日時:2016年8月8日 13時