好きが溢れて、止まらない。【呪術廻戦】 (ページ35)

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No side

由良｢＿＿＿A、！｣

七海｢由良！、こっちは片付きました、｣

由良｢ナナミンっ、Aがっ、Aがっ、、｣

七海｢早く、家入さんの所へ運びますよ｣

家入の所に、Aを運び、処置を待つこと数時間

扉が開いて、家入が真面目な顔で口を開く

家入｢、、最前は尽くしたよ。｣

由良｢先輩、それどういう意味ですか！？Aは、｣

家入｢傷は塞がってる、処置は完璧、あたしの腕を信じな、、けどね、意識がいつ戻るかはあたしにもわからない｣

由良｢わかんないって、、｣

家入｢Aはかなり強い呪力で自分の身を守ろうと固めたみたいだから、その呪力が意識さえ戻ることを拒んでるのかも、、｣

由良｢そ、そんな｣

五条｢意味わかんねぇ、｣

由良は泣き崩れて、静かに涙を零してる

七海は1歩後ろで壁に寄りかかり黙っている、だが、眉間に皺を寄せている姿は明らか平常心ではない

由良の隣で立っている五条の拳は見てわかるくらい力が入り、震えてる

家入は唇から血が出そうなほど噛み締めていた

そこに居た人の誰もが、Aの事態に冷静さを保つのが困難に見えた

ダッダッダッ、

そして、遠くからだんだんと大きくなる足音

止まるとそこには、息を切らした夏油の姿

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