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Your side
夏油「Aが悟とも硝子とも仲良くなれたみたいで本当に良かったよ。由良もとても喜んでいたし」
やっぱり、夏油先輩の口から由良の名前はあまり聞きたくないな
夏油「私のことは、先輩付けずに呼んではくれないのかい?」
A「え、あ、いや、その失礼かと」
本当は違う、失礼とかそういうのじゃない
呼びたい、呼びたいけど、呼べないだけ
夏油「気にする事はないよ、そっちの方が嬉しい」
そういってまた優しく笑う
勘違いしてしまいそうだ
A「わかりました、、、、夏油さん」
夏油「欲を言えば、名前がいいんだけどね、、」ボソッ
A「へ、」
小声だけど、聞こえた
今、名前がいいって言ったよね、?
聞き間違いではないはず、
それはどういう意味なの?
貴方のことをなんでも知っているはずなのに、、肝心なことは何もわからない
何を考えているかもまったく予想なんてつかない
夏油「ううん、ありがとう。久々、話せて楽しかったよ、それではまたね。」
A「はっ、はい」ペコ
最後に彼は私の頭をそっと優しく撫でた
触れられたところから、全身へ熱が伝わってくる
自分の顔が真っ赤になっていることなんて、見ずとも分かった
夏油先輩、、ううん、
夏油さんは
優しすぎる、優しすぎて、ずるいです
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作者名:りか | 作成日時:2021年4月25日 18時