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夏油side
夏油｢それは、、そうだが、｣
由良｢やっぱりそうだったんですか、先輩も意外ですねぇ！｣
夏油｢まあね、私も結構、積極的にいっているつもりだから、気づかれているとは思っていたけど、さすが君も鋭いね｣
そりゃあ、あれだけあからさまにAに接していれば、
私の気持ちに気づくのなんて、由良にとっては容易なことであろう
由良｢私も、推しに絶賛片想い中です、もう本当にかっこよくて、好きしかないです。で、Aとの距離はどうなんです？それ｣
夏油｢苦戦中かな｣
由良｢なんでもできる先輩にも、乙女心は難しいってやつですね笑｣
夏油｢他の女ならともかく、Aの場合は別だよ｣
由良｢別ね〜、だから、先輩もAみたいに毎日、自己練習頑張ってるんですね？｣ﾆﾔ
夏油｢もちろんだよ｣
由良｢私も毎日大変なんですよ、、推しのために……
さっきも言いましたが私もすごく好きなんですよね｣
夏油｢それは、私もだよ。とても今、恋というものをしている。｣
由良｢まぁ、お互い、頑張りましょう、、あ、恋の相談ならいつでも聞きますよ笑｣
夏油｢聞きたいだけだろう？まぁ、ありがとうね｣
Aの気持ちが読めない私にとって、
頼もしい相談相手ができたと喜んでいいものだろうか、と少し考えるが
まぁ、いいとしよう
良くないことは、この会話を切り取られて聞かれていたこと
聞いていた人物がA、本人であったこと
この時の私は知る余地もなかった
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作者名：りか
| 作成日時：2021年4月25日 18時
