【5】蕎麦屋さん ページ23
夏油side
ここからの距離では、2人が何を話しているかは聴こえない。
見えるのはAが悟にペコペコとお辞儀をして、そのうしろを歩いていく姿だけ
見間違いかと、何度も自分自身の目をこすったし、見返しだってした。
けれど、状態は変わらなくて、確認できるのは、いつも高専で見るような2人の距離感ではなく、仲良さそうな2人
まるで、付き合いたてのカップルみたいだ
この間までAの隣は私であったはずなのに、
A?、もう、君に私は必要ではないのかい?
私には、Aが必要なんだよ。
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2人がしばらく歩き、足を止め入って行ったのは、またまた高級料理店
彼氏である私でさえ、Aをこんな高級料理店には連れて行ったことはなかった
任務終わりにお腹すいたと言うから、連れて行ったのは、私が行きつけの、蕎麦屋くらいだ。
"こんな所で平気かい?"と聞けば、
Aは"ねだん、かんけい ない!"と笑ってくれたのを今でも覚えているし、そんな君が愛おしくてたまらなかった。
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葵(プロフ) - すぐぴぃぃぃぃ!!!!!!!!!!ファー↑ちゅき! (2021年7月4日 0時) (レス) id: 4534ab9975 (このIDを非表示/違反報告)
りか(プロフ) - さくらんぼさん» コメントありがとうございます!、めちゃ嬉しいです!!こういうほっこり系大好きなんですよね笑 (2021年5月4日 22時) (レス) id: 2af8bea192 (このIDを非表示/違反報告)
さくらんぼ(プロフ) - めちゃめちゃ面白かったです!!夢主ちゃんがとにかくかわいくてかわいくて、、、!夏油と夢主ちゃんの仲の良さにほっこりですね笑 (2021年5月4日 21時) (レス) id: 6f4309b5f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りか | 作成日時:2021年4月28日 19時