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玉「バカ、」
って、軽く頭ポカってされた。
玉「ただ泊まらすだけだよ。
寝室のベッドには俺が寝て
リビングのソファにはお前が寝る。
朝も、俺が一番早くに出勤するから
同じ時間に会社行くこともねぇし。
変な妄想とかすんな、」
って、何もかも見据えられてんじゃん。。。
玉森さんの手が乗った頭がジンジン。。。
また心臓もドキドキいってるし、
こんな時なのにさ……
本当玉森さんの言う通りバカだ私。
玉「どーすんですかー」
早く決めろ、って言ってるみたいに
あくびしながらさむって。。。
会社にも泊まれないし、
家は空いてないし、
あて先ないし、
断ってもなんか、
モヤモヤしそうだし。。。
・
「………すいません、
じゃあ。。。
お言葉に甘えていいですか。」
玉「乗って、」
「すいません。」
玉「ちょっとその前に
コンビによるわ。」
・
……でも、待って?
"ねぇ玉森社長ってさ
マンションとかじゃなくてホテルに住んでるんでしょ?"
これって、本当?
だったら俺んち来る?なんて言わないよね。
実際に家はあるのかな。
気まずいって感じてる私とは対照的に
眠そうな顔で運転してる玉森さん。
玉「あ、ねぇ」
顔見ようとしたら
ちょうど信号で車も止まり
目が合いそうになって
不意に逸らした。
「…っはい。」
玉「この前言いそびれたんだけどさ、」
ドキ、
………エレベーターのこと……?
え、今。。。
って、一人で期待して
体中に響き渡る心臓の音。
玉「その……
プルルルル______プルルルル_______
タイミングよすぎ。
私のポケットから鳴り響く
携帯の画面見れば、
"谷口 颯"
颯くんだった。。。
まるで、
玉森さんのことを口止めするかのように。
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涼風(プロフ) - nanaさん» nanaさん!いつもコメントありがとうございます(*^_^*)またまたツンツンです(笑)今後の展開に期待してくれれば嬉しいです♪ (2016年11月14日 20時) (レス) id: 93533482e6 (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - こんにちは♪玉ちゃんツンツンですね〜!なんで颯君のこと聞いたんだろう……。新作なのにこれからの展開楽しみすぎです! (2016年11月6日 0時) (レス) id: 81df8c1a44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涼風 | 作成日時:2016年11月5日 17時