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「でも……
なんで高島美沙さんなんですか?」
玉「え?」
「いや、選んだ理由とか、」
玉「それは、社員全員で話し合った結果。
特に俺は決めてない。
ただ皆さんに今回はお任せいたしました。」
「そう…なんですか、」
玉「なんで?」
「特別な理由とかあるのかな、って。」
玉「ないよ(笑)」
笑うその瞳の奥。
じゃあ、あの夜も
特別な理由なしにキスをしたの?
って……
もうなんでこうなるのよ。
私。。。
考えすぎだって。
全部イコールで繋げるのやめようよ。
店員「お待たせ致しました。
豚骨ラーメンと野菜ラーメンになります。」
私のこの勝手な考えを止めてくれるかのように
湯気の立つラーメンが目の前に。。。
「あ〜どうしよう、
美味しそう。。。」
玉「よしっ、
いただきます!」
「じゃあ今日は社長の奢りということで。」
玉「そういう時だけ
社長呼びやめろよ(笑)」
「いただきま〜す!」
玉「あのな〜(笑)」
もう忘れちゃえ。
とりあえず、今この時間を
とことん楽しもう。
玉森さんと
この美味しいラーメンを頂こう。
仕事も忘れて、
これだけに集中。
玉「うんまっ」
「フフ(笑)」
子供っぽく
無邪気に感想を言う姿が新鮮すぎて
自然にこっちまで笑顔に。
ずっと見てたいなー
独り占めしたいなー
って。。。
もうやだ、私こういうことばっか
さっきから思っちゃってんじゃん。
もし、玉森さんが心の中を読み取れる機能とか持ってたら
私の考えで絶対引くよね。
なんて、わけのわからない想像も
私の頭を洗脳していく。
玉森さんは悪魔だ、って
無理やり彼のせいにした。
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涼風(プロフ) - nanaさん» nanaさん!いつもコメントありがとうございます(*^_^*)またまたツンツンです(笑)今後の展開に期待してくれれば嬉しいです♪ (2016年11月14日 20時) (レス) id: 93533482e6 (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - こんにちは♪玉ちゃんツンツンですね〜!なんで颯君のこと聞いたんだろう……。新作なのにこれからの展開楽しみすぎです! (2016年11月6日 0時) (レス) id: 81df8c1a44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涼風 | 作成日時:2016年11月5日 17時