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こんな食事なんかで緊張せず
玉森さんの正直な気持ち
さらっと聞けたらな。
少し先で歩く彼の後ろ姿見て
はぁって小さくため息。
長い足で歩く歩幅、
その隣に歩きたくても
結局は深読みしすぎてできない。
いっつもそう。
気持ち聞こうとしたって
何言われるか怖くて、そんな勇気ないし。
だからと言って、
玉森さんから話してくれるのを待とうって思っても
話してくれる気配ないから焦る気持ち増すばかりだし。
私。。。
結局何したいんだろう。
彼のこと好きだからって、
気持ち聞いたとこで何か変わるの。
頭の中で悪魔と天使が……、
"キスの意味聞いたほうがいいって、
じゃないと颯くんが可哀想だよ。
あんな私なんかに諦めず告白してくれてさ。
いつまで弄ぶ気?"
"いやいやいやいや、
彼から話してくれるの待ちな。
舐められたら終わりだよ。
私だって簡単な女じゃないって見せつけないと。
あんなの彼の遊びだったら
真に受けたのがバレてただの恥じゃん。"
"恥なんかじゃないよ。
そんなの気がないのにキスする方がおかしくない?
だったら社長のせいでしょ?
ここは玉森さん、自分、颯くんのためにも
思うがままに話した方がいいって"
"いや、
思うがままにしてきたせいで
今までの恋愛も失敗しt……
______…玉「飯でも食べるか、」
玉森さんの言葉で
一気に目が覚めた。
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涼風(プロフ) - nanaさん» nanaさん!いつもコメントありがとうございます(*^_^*)またまたツンツンです(笑)今後の展開に期待してくれれば嬉しいです♪ (2016年11月14日 20時) (レス) id: 93533482e6 (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - こんにちは♪玉ちゃんツンツンですね〜!なんで颯君のこと聞いたんだろう……。新作なのにこれからの展開楽しみすぎです! (2016年11月6日 0時) (レス) id: 81df8c1a44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涼風 | 作成日時:2016年11月5日 17時