1 ページ1
・
玉「やり直し。」
「……はい、」
お決まりのセリフ。
一発でOKもらったことなんて、過去一度もない。
「え、ちょっと待ってください!
アドバイスとか他にも色々…
玉「自分で考えろ、」
「例えばこのソファだって、デザインが〜とか」
玉「一つ一つ言ってくと時間かかる。
強いて言うなら……
今までにないようなこの会社っぽくない家具かな。」
「そんなんじゃわかんないし」
玉「あ?」
「っなんでもないです(笑)」
玉「ッチ」
なんなの、もう。
相変わらず、雑というか投げやりというか。。。
藤「どうだった?」
「太輔さ〜ん。。。
ダメでした。」
藤「またか〜(笑)
本当厳しいよな。」
「なんかもう…
ワザとのように思えてきた。」
藤「ま、でも
あんなことあるけど社長みたいな天才には誰も叶わないよ。」
「社長って。
太輔さん、同じ大学の後輩だったんですよね。
変な感じしないんですか?
藤ヶ谷これやれ、なんてさー」
藤「するよ(笑)
でも、仕事だからね〜(笑)
あいつが俺に敬語使ってたらちょっと変だろ?
あ、会議始まるから行くわ!」
「っあ、引きとめてすいません!」
藤「頑張れよ!」
「はい!」
ポンポンって頭に手をのせて
その場を去っていった太輔さん。
またやり直しか、って
気合い入れ直す。
社長室が見えるドアのとこに目を移せば、
彼は忙しそうに電話してた。
ぼーっと見てると目が合っちゃって
部屋から出てきて会議室行く途中に
私が書いてたデザインの紙を見ながら
「お前やればできんだから、
期待してるぞ。」
って。。。
期待だって。
またそんな言葉に頑張ろうなんて思っちゃう私は
かなりの単純。
・
568人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
涼風(プロフ) - nanaさん» nanaさん!いつもコメントありがとうございます(*^_^*)またまたツンツンです(笑)今後の展開に期待してくれれば嬉しいです♪ (2016年11月14日 20時) (レス) id: 93533482e6 (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - こんにちは♪玉ちゃんツンツンですね〜!なんで颯君のこと聞いたんだろう……。新作なのにこれからの展開楽しみすぎです! (2016年11月6日 0時) (レス) id: 81df8c1a44 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:涼風 | 作成日時:2016年11月5日 17時