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玉「やり直し。」




「……はい、」







お決まりのセリフ。

一発でOKもらったことなんて、過去一度もない。






「え、ちょっと待ってください!

アドバイスとか他にも色々…




玉「自分で考えろ、」






「例えばこのソファだって、デザインが〜とか」







玉「一つ一つ言ってくと時間かかる。


強いて言うなら……

今までにないようなこの会社っぽくない家具かな。」






「そんなんじゃわかんないし」





玉「あ?」





「っなんでもないです(笑)」





玉「ッチ」









なんなの、もう。



相変わらず、雑というか投げやりというか。。。









藤「どうだった?」






「太輔さ〜ん。。。

ダメでした。」






藤「またか〜(笑)

本当厳しいよな。」





「なんかもう…
ワザとのように思えてきた。」






藤「ま、でも

あんなことあるけど社長みたいな天才には誰も叶わないよ。」





「社長って。

太輔さん、同じ大学の後輩だったんですよね。

変な感じしないんですか?
藤ヶ谷これやれ、なんてさー」







藤「するよ(笑)

でも、仕事だからね〜(笑)
あいつが俺に敬語使ってたらちょっと変だろ?

あ、会議始まるから行くわ!」






「っあ、引きとめてすいません!」





藤「頑張れよ!」






「はい!」







ポンポンって頭に手をのせて

その場を去っていった太輔さん。




またやり直しか、って

気合い入れ直す。









社長室が見えるドアのとこに目を移せば、

彼は忙しそうに電話してた。







ぼーっと見てると目が合っちゃって
部屋から出てきて会議室行く途中に
私が書いてたデザインの紙を見ながら






「お前やればできんだから、

期待してるぞ。」






って。。。

期待だって。








またそんな言葉に頑張ろうなんて思っちゃう私は
かなりの単純。









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涼風(プロフ) - nanaさん» nanaさん!いつもコメントありがとうございます(*^_^*)またまたツンツンです(笑)今後の展開に期待してくれれば嬉しいです♪ (2016年11月14日 20時) (レス) id: 93533482e6 (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - こんにちは♪玉ちゃんツンツンですね〜!なんで颯君のこと聞いたんだろう……。新作なのにこれからの展開楽しみすぎです! (2016年11月6日 0時) (レス) id: 81df8c1a44 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:涼風 | 作成日時:2016年11月5日 17時

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