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だから私は、
お父さんの夢も叶えてあげたい。
「「1ー」」
お母さんにどんな反対をされようと、
街の人から最低呼ばわりされても、
これは私の人生だもん。
「0ー
…ま、いるわけねぇよな。
だと思って先生、
勝手に決めてきた。」
「「えーーー」」
「なにあのくそ眼鏡、」
「勝手にとか最悪」
すーすーって、息で背中が動く北山君を見る。
ん˝ん、って眉間にしわを寄せ
眩しそうに小さく目を開けた。
「………っ?
・・・・・・・・・・・・・・・っ//」
ま、まさか。
起きるなんて思わなくて、
「じゃあ一人目ー、島田しの」
「はぁ!?…マジで無理。」
「…何、」
少し枯れた声で、目をうっすら開けながら
北山君は私を見る。
「2人目ー、松崎かなみ」
「…は、はいっ!」
「人の寝顔見てニヤけるとか
お前悪趣味だな。」
ニヤける!?
うそ、私ずっと真顔だったよね?
「三人目ー、工藤たくま」
「はい。」
「に、…っにやけてなんか………っっ
「四人目ー、寺田A」
「……っえ?」
「五人目ー、北山宏光」
「ふわぁ?」
あくびをしながら眠そうに答える北山君と
上の空で全く話を聞かなかった為何が起きたかわからない私。
「以上の奴らが、体育祭実行委員になってもらう。
ボイコットは受け付けないぞ〜」
急遽、放課後残れって
先生の気まぐれで私たちは体育祭実行委員になった。
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涼風(プロフ) - 桜さん» そんな人たちの言動なんかで自分を失ったりしたくないですよね。ごめんなさい、こんな長文。桜さんが私なんかに話してくれたことが、不謹慎ですが嬉しくて。この小説も亀更新ではありますがゆっくりと更新していけたらなと思います。コメントありがとうございます! (2018年3月23日 0時) (レス) id: 93533482e6 (このIDを非表示/違反報告)
涼風(プロフ) - 桜さん» そんな人たちがいなくなればいい、こういう風に和解しあえたら。なんて私の思いも少しだけ入っています。私の小説で少し気を悪くされていたらごめんなさい。でも人って悪いところもあれば良いところもあります。人それぞれなんですよ。 (2018年3月23日 0時) (レス) id: 93533482e6 (このIDを非表示/違反報告)
涼風(プロフ) - 桜さん» 桜さん、いつもコメント本当に嬉しいです!そうなんですね…、経験しないと分からないことや気持ちってありますよね。クラスの人をそんな風に扱うなんてよっぽど小さい人間なんだと思います。 (2018年3月23日 0時) (レス) id: 93533482e6 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 涼風さんの小説読み返しててそういえばこの話は私に重なる所結構あるななんて…(笑)机は捨てられないですけどクラスからの扱い的には主人公ちゃんと変わらないかな…いきなりだしどうでもいいようなことをすみません(笑)まぁでもとにかく涼風さんの小説は大好きです! (2018年3月17日 12時) (レス) id: 54b9345723 (このIDを非表示/違反報告)
涼風(プロフ) - サトリンさん» ドラマの話ですか?櫻子さんの足下には死体が埋まってるのことですかね。あれ私も見てます。面白いですよね〜。藤ヶ谷君が刺されたところには驚きました。リバースのほうばっか集中していたもので突然の展開についていけなかったです。 (2017年6月15日 23時) (レス) id: 93533482e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涼風 | 作成日時:2017年5月30日 15時