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アイスが溶けてきて
指の先に伝う。









「まさか、台風が来るなんて思ってもなかったし

いつものようにただいまって、
沢山捕れたぞって、


…そう帰ってくると思ってたから。」



















『寺田さん、あっけなかったね。』




『まさか波に飲まれるなんて。』




『台風さえ来なければね。』




『娘さんたち可哀想に。』



















「周りの声が……っ、



一番目障りだった。」









溶け切ったアイスを食べれば
ひんやりと冷たくて
目が覚める。









あれ・・・
私なんでこんなこと北山君に。









「そしたらもう魚、前みたいに食えねぇんだ。」









「…………え、」









初めてだった。







今まで過去の事打ち明けてきた人たちみんな
頑張ったね、大変だったね、
って、励ましたり同情したり。



本当は他人のことどうでもいいって
思ってるくせに

優しさで全部自分の身を守るために偽って。





それが嫌で嫌で、

仕方なかったのに。









彼は違った____________









だから私も。







「私、魚そこまで好きじゃなくて(笑)」


「お前、お父さん可哀想だぞ」


「それはお父さん知ってたから。」









愛想笑いとかじゃなくて、

自然な姿を出せたんだと思う。









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涼風(プロフ) - 桜さん» そんな人たちの言動なんかで自分を失ったりしたくないですよね。ごめんなさい、こんな長文。桜さんが私なんかに話してくれたことが、不謹慎ですが嬉しくて。この小説も亀更新ではありますがゆっくりと更新していけたらなと思います。コメントありがとうございます! (2018年3月23日 0時) (レス) id: 93533482e6 (このIDを非表示/違反報告)
涼風(プロフ) - 桜さん» そんな人たちがいなくなればいい、こういう風に和解しあえたら。なんて私の思いも少しだけ入っています。私の小説で少し気を悪くされていたらごめんなさい。でも人って悪いところもあれば良いところもあります。人それぞれなんですよ。 (2018年3月23日 0時) (レス) id: 93533482e6 (このIDを非表示/違反報告)
涼風(プロフ) - 桜さん» 桜さん、いつもコメント本当に嬉しいです!そうなんですね…、経験しないと分からないことや気持ちってありますよね。クラスの人をそんな風に扱うなんてよっぽど小さい人間なんだと思います。 (2018年3月23日 0時) (レス) id: 93533482e6 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 涼風さんの小説読み返しててそういえばこの話は私に重なる所結構あるななんて…(笑)机は捨てられないですけどクラスからの扱い的には主人公ちゃんと変わらないかな…いきなりだしどうでもいいようなことをすみません(笑)まぁでもとにかく涼風さんの小説は大好きです! (2018年3月17日 12時) (レス) id: 54b9345723 (このIDを非表示/違反報告)
涼風(プロフ) - サトリンさん» ドラマの話ですか?櫻子さんの足下には死体が埋まってるのことですかね。あれ私も見てます。面白いですよね〜。藤ヶ谷君が刺されたところには驚きました。リバースのほうばっか集中していたもので突然の展開についていけなかったです。 (2017年6月15日 23時) (レス) id: 93533482e6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:涼風 | 作成日時:2017年5月30日 15時

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