私は必要ですか…？(2)【月永レオ】

after story13話 ページ34

少し騒ぎが納まった頃、私達は家に戻った。ちなみに私はレオくんの家にお邪魔してる。


「ごめん、レオくん。私少し浮かれてたのかもしれない。今まで好きだったレオくんとこうしてお出かけができて嬉しかったの。」



月「…いきなりどうした」



この際だから、言ってしまわなければいけないかもしれない。



「レオくん、好きだよ。大好き。」



月「…なぁ、Aは何を考えてるんだ？」



言いたくない。でも言うしかない。レオくんのため。



「今まで短い間だったけどありがとう。私は楽しかったよ。幸せだった。」



レオくんの顔がどんどん不安な顔になっていく。きっと、レオくんは分かってるんだと思う。



「レオくんにお願いがあります。」



月「なぁ、ずっと一緒にいてくれるんだろ？おれはずっと一緒にいたい…っ」


私はそのまま続けた。


「私の事、嫌いにならないで欲しい。ずっと好きでいて欲しい…！」



月「そんなの簡単だよ。ずっと好きだ。」



「私も好き。だけど…別れよう。」

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