私は必要ですか…？(2)【月永レオ】

after story.3話 ページ22

レオくんと一緒に帰っているとあっという間に家に着く。


「レオくんありがと。もし良ければ上がっていく？」


時間も早いし少しでもレオくんと一緒にいたいと思った。そんなこと言えるわけないけどね。


月「んー…じゃあお邪魔する！」



Aと一緒にいると楽しいし！霊感(インスピレーション)が湧いてくる☆


とか、嬉しいことを言われてつい口元が緩んでしまう。こんな顔見られたくないから私はごまかすようにして家へレオくんを招待した。



「レオくん、なにか飲む？」


私がそう聞けば首を横に振り何かを企んでるような顔になった。



「なに、なんか企んでるでしょ？」


月「別に？ただ、Aと結婚したらこんな感じなんだなーって思ってさ」



結婚。その言葉で私の顔に一気に熱が集まったのがわかる。



「な、何を馬鹿なことを！！そんなのまだ分からないじゃない…///」



レオくんといるとほんとに調子狂っちゃうなぁ…

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