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第23話 ページ24

今日はこのまま休んでいいと言われ、私は1人ポツンと部屋にいる。

ゴロンとベットに横になる
とてもふわふわしていて、気持ちいい

「...明日からなにするんだろう」

森さんは、
明日からは色々と大変だろうから今日は早めに寝なさい

そう言っていた。
「この力...操れるようになるのかなぁ...」

仰向けのまま目を閉じる。

耳をすませば色々な人の声

今日、余り人には会わなかったが、この、ポートマフィアはどうやら多くの人がいるらしい。

「っ...」

意識すると色々な人の声が頭の中に響き、ズキズキする。

「...い、たい...」
寝転がったまま丸まり頭をおさえる。

「...く、...ぅっ...」

あまりの痛さに歯を食いしばる。

この痛みには慣れてる。...大丈夫。大丈夫
いつもの事だ...

そう、自分に言い聞かせる

しばらくすると頭の中に響く声もやみ、力を抜いた。
それでもまだ、頭は痛み、意識も朦朧とする。

私は落ちる瞼に逆らうことなく目を閉じた。

ーーーーーーーーー
「ん.....」

目が覚め、ゆっくり起き上がる。

「...いま、なんじ...」

時計を見ると、4時前で外は少しだけ明るかった。

窓を開け、風を通す。
冷たくてひんやりとした風が頬を撫で通り過ぎた。

寝室を出て、お風呂場に行く

手には昨日渡された服がある。
見ると、昨日貰った綺麗な洋服とはまた別の動きやすい服だった。

この部屋については昨日一通り説明を受けたのでだいたい覚えた。

それに、お風呂やシャワーの使い方も教えて貰った。

森さんは自由に使っていいよって言ってくれて、前まで勝手に使ったりしたら怒られ痛い思いしかしたこと無かったし、

許可も降りることは少なく、言われた時しか入れなかった。

その事もあり最初は戸惑ったが、それが普通だと言われた。

蛇口を捻ると、ちょうどいい温かさのお湯が出てくる。

身体を洗う時にピリピリとしたが、そこまで酷くはなかった。
森さんが治療してくれたおかげだろう。

貰った服を着て、お風呂場をでる。

リビングに行くとソファーに治くんがいた。

「Aおはよ、ノックしたけど出なかったから勝手に入ったけどよかった?」

「...ぇ、あ、うん。大丈夫、ごめん...
おはよう」

私が戸惑いながらそう答えると治くんは目を細めて笑った。

「A、こっち来て」
手招きされて近くによる。

すると手を引かれ、治くんの前に座らされた。

「ちゃんと乾かさないとだよ。」

私が持ってたタオルをとり、わしゃわしゃと髪を拭いた

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設定タグ:文豪ストレイドッグス , 太宰治 , 愛され   
作品ジャンル:アニメ
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氷翠(プロフ) - ゆんゆんさん» ありがとうございます!!はい!ちょっと今忙しくて、、余裕が出来たら更新します!気に入って頂けて嬉しいです!! (2019年7月8日 18時) (レス) id: 20ceb8a33c (このIDを非表示/違反報告)
ゆんゆん(プロフ) - 好きです!!ゆっくりでいいので頑張ってください! (2019年7月8日 14時) (レス) id: 924108a693 (このIDを非表示/違反報告)
氷翠(プロフ) - 美雲さん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年7月7日 21時) (レス) id: 20ceb8a33c (このIDを非表示/違反報告)
美雲 - 続き楽しみにしてます。頑張ってください。 (2019年7月7日 20時) (レス) id: 0e776977f0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:氷翠 | 作成日時:2019年7月3日 21時

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