第一章 ページ1
銃声が聞こえる。
逃げないと。
私はまだ、平穏を過ごしたことがないから。
それに出会えるまでは、死ねない。
森を駆け巡る。
暗いはずの空は真っ赤に染まり雲ではなく煙が覆う。
荷物も何も持たず飛び出してきたから体は身軽なはずなのに脚も腕も重い。
『やだ……ッ』
故郷だった場所からはもう随分と離れただろう。
何日もこんな追いかけっこをしているのだから。
どうすれば終わるのだろう。
いつになったら終われるのだろう。
結末はどうなる？
戦争の終わりか。
逃げ切れるか。
私の死か。
『いやだよ……！！』
人と少し違った私は望んだ。
最悪の過去を塗りつぶせるぐらいの出来事を。
最後に少しだけでもいいから、平穏を。
「＿＿＿＿」
一際大きく響き聞こえた銃声を最後に。
……体は勢いそのまま倒れていった。
。・＊・。・＊・。・＊・。・＊・。・＊・。・＊・。・＊・。・＊・。
処女作です……！！
まだまだ未熟ですが見守ってくださると嬉しいです。
なるべく早めに更新はしていきたいと思ってます！！
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リノ(プロフ) - 本田大和さん、ありがとうございます！様！？私の妄想に共感して下って嬉しい限りですー！！ (2017年9月3日 17時) (
レス) id: 02182e081c (このIDを非表示/違反報告)
本田大和(プロフ) - きゃあああーーーっ！！リノ様の文章力で妄想が止まりませんｗｗ これから誰と絡んでいくのか楽しみで仕方がありません(＊ﾟ∀ﾟ)ｂ (2017年9月3日 10時) (レス) id: ed9a366666 (このIDを非表示/違反報告)
リノ(プロフ) - 夏海さん、ありがとうございます！嬉しいですー！私自身、最初読み間違えたんですよ（笑）、 (2017年8月30日 23時) (レス) id: 02182e081c (このIDを非表示/違反報告)
夏海(プロフ) - 話のテンポがすごく好きです。そして「ボロボロさん」には草を禁じ得ない笑 (2017年8月30日 23時) (レス) id: 8f3bd46b36 (このIDを非表示/違反報告)
リノ(プロフ) - リホさん、ありがとうございます！ありがちな話ですけど楽しんでいただければ幸いです！ (2017年8月29日 10時) (レス) id: 02182e081c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リノ | 作成日時：2017年8月21日 13時
