第46話 ページ47
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「なんかうち、ある事ば考えると心臓がギュッ
てなると。なんかモヤモヤして、顔もえらいし
こ暑くなるとたい…。」
先程この感覚にイライラしてしまい、銀ちゃん達に当たってしまってから。今銀ちゃん達に相談している所だ。
あの後帰ってきてからも土方さんの笑顔と手の感覚、飴の甘さが頭から離れず、心臓がドキドキと疼き、顔がポカポカ熱くなるのだ。
キツイわけではなく、寧ろ心地良いのだが。
そんな自分が怖くて、病気かと疑って弱気になってしまったのだ。
「ねぇ銀ちゃん、新八くん、うちって病気とか
なぁ…?」
ちろっと銀ちゃんと新八くんばみると。
新八くんは真っ赤になっていて、銀ちゃんは真っ青になっている。
…2人の方が大丈夫と?というのはさておき。
銀時「りりり麟華、おお前は確かに病気
だ。しししかも、ここ、恋患い…。」
…マジでか!
ていうか銀ちゃんえらいしこ声ん震えとるけど。ウケる。
…ばってんやっぱ病気だったったい。って、恋患い?何それ?
「…ねぇ銀ちゃん、恋患いって何?」
ふと疑問に思った事を聞いて見る。
初めて聞いた言葉だったので、不思議に思うのは当たり前たいね?
しかし、うちがそれを聞いた途端。
フラフラとソファーに倒れ込んでしまった。
「え!?銀ちゃん!どがんしたと!?」
慌てて駆け寄るが、銀ちゃんは白目を剥いてピクピクしている。…キモ。
思わず手を離してしまったが、不可抗力だ。
ゴホンと咳払いをして、真っ赤な顔の新八くんが立ち上がった。
新八「麟華さん、誰の事考えてる時、そんな感
情になる、とかありますか…?」
「土方さん」
銀時「ハァァァン!?!?」
「うぉ、気持ちわり。」
銀時「りっ、り麟華チャーン、聞き間違いかな
ぁぁ??だよねそうだよねそうだって言え
300円あげるからァァァァ!!」
急に飛び上がった銀ちゃんにガクガクと揺さぶられる。軽く暴言を吐いてしまったが、それを気にする暇もないほど動揺している。
新八くんは既に床で事切れている。
うちは素直に答えただけなのだが、何かおかしい事があるのだろうか。
「だけん、土方十四郎さんって言いよるたい」
今度はしっかりと銀ちゃんの顔を見つめて言った。すると。
銀時「ゴハァァァァッッッ!」
ドターンッッッ‼‼
「銀ちゃーんんんん!!
だっ誰かァァ!救急車ァァァァァ‼‼‼」
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Black Alice(プロフ) - 本当にありがとうございます。 (2018年1月17日 7時) (レス) id: bcde4f8ace (このIDを非表示/違反報告)
しろくま(プロフ) - Black Aliceさん» コメントありがとうございます!全然大丈夫ですよ!ぜひどうぞ! (2018年1月16日 23時) (レス) id: 7b28bcda48 (このIDを非表示/違反報告)
Black Alice(プロフ) - 相談なのですがしろくまさんの設定にあるクオーターの夜兎と辰羅、荼吉尼の3つの設定を真似させても宜しいでしょうか? (2018年1月16日 20時) (レス) id: bcde4f8ace (このIDを非表示/違反報告)
しろくま(プロフ) - 堕天使さん» 本当にいつもありがとうございます!!是非見てみますね!とても分かりやすかったです!いつも頼ってばっかりで本当に申し訳ない…!いつも尊敬してます! (2018年1月4日 15時) (レス) id: 6ebc00754b (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 説明が下手ですみません…わかる範囲で力になりたいので、また何かありましたら仰ってください…!! (2018年1月4日 14時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サボタージュ | 作成日時:2017年12月17日 21時