第31話 ページ32
晴太「月詠姐とも知り合いなの!?」
「うん、そうばい!」
実は日輪さんの所にいた時に、うちを追い詰めたのが月ちゃんだ。
日輪さんのぶっ飛んだ言い訳に眉をひそめながらも
「しょうがないでありんす。少しだけじゃ
ぞ。」
と言って暫くはうちのために食事を用意してくれた。
その時ツンデレをというものを堪能してしまってから、ずっとうちは月ちゃんの大ファンだ。
いや、本当にむぞらしかばい。ツンデレは。
「最初はまうごつ優しかったんばい!」
なのに、最後らへんは雑な扱いだったばい。
じとーっと月ちゃんに視線を向けると、
月詠「最初はちゃんとした奴だと思っておった
のに…。」
正直アレには引いたでありんす。
「えー、ちょっとひどかばーい!」
むぞらしかって言ってしまうのはしょうがなかと思う。だってむぞらしかけん。むぞらしかもんばむぞらしかって言ってなんが悪かつね!
と、開き直っている。
うちは自分が変態だとは思っとらん。自分に正直なまでたい!
晴太「ねえ、むぞらしかってどう言う意味な
の?」
晴太くんがうちの心を読んで尋ねてきた。
いやん、恥ずかしかっ!
心ん中の独り言だったつに、全部聞かれてしまったばい!
ということはまぁ、置いといて。
「可愛かね、って意味ばい!」
と教えてあげる。すると、あ〜。と分かりきったような顔をされる。
…え、な、何ねそん顔は!
晴太「….麟華姐って変人なんだね….。」
神楽「そうアル。それは新八がツッコミしかで
きないっていうぐらいの当たり前のことネ」
晴太「そっかー。そうなんだね。」
…なんねその残念そうな目は!
別に変人でもよかもん!楽しく生きとるもん!
この後も散々貶されたが、懐かしい顔に会えて内心とっても嬉しかったのは内緒にしておく。
じゃあそろそろ、とお暇して地上に出る。
次に向かったのは、
神楽「次はここアル!」
「…甘味処?」
銀ちゃんお墨付きなのヨ!と神楽に連れて来られた。江戸に来たら必ず食べなければいけないらしい。来るとき来たところと似たような所だし、団子はたくさん食べてきたので正直もういいかなぁとも思うが。
『地球のゴハンは美味しいんだヨ!』
…たくさん食べるにこしたことなかしねっ!
取り敢えず食べてみることにする。
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Black Alice(プロフ) - 本当にありがとうございます。 (2018年1月17日 7時) (レス) id: bcde4f8ace (このIDを非表示/違反報告)
しろくま(プロフ) - Black Aliceさん» コメントありがとうございます!全然大丈夫ですよ!ぜひどうぞ! (2018年1月16日 23時) (レス) id: 7b28bcda48 (このIDを非表示/違反報告)
Black Alice(プロフ) - 相談なのですがしろくまさんの設定にあるクオーターの夜兎と辰羅、荼吉尼の3つの設定を真似させても宜しいでしょうか? (2018年1月16日 20時) (レス) id: bcde4f8ace (このIDを非表示/違反報告)
しろくま(プロフ) - 堕天使さん» 本当にいつもありがとうございます!!是非見てみますね!とても分かりやすかったです!いつも頼ってばっかりで本当に申し訳ない…!いつも尊敬してます! (2018年1月4日 15時) (レス) id: 6ebc00754b (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 説明が下手ですみません…わかる範囲で力になりたいので、また何かありましたら仰ってください…!! (2018年1月4日 14時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サボタージュ | 作成日時:2017年12月17日 21時