第55話 ページ7
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「いってきまーす!」
「行ってきますヨ〜!」
うちは、まだ銀ちゃんが寝ている頃に神楽と万事屋を飛び出した。
向かうは吉原のひのや。実は今から、おめかししに行くのだ。
監修は妙ちゃんに日輪さんにあやめちゃん
見届け人は神楽に月ちゃんに九兵衛。
うちは一張羅のチャイナ服と着物を抱えて、明け方の江戸を駆け抜けた。
ーーーーー
妙「…さぁ、どのお着物にしようかしら!」
迷っちゃうわ〜、なんて頰に手を当てて言う妙ちゃん。妙ちゃんだけじゃなく、うち以外の皆がどの着物をうちに着せるか悩んでくれとる。
日輪「これなんかどうだい!?」
パッと見せてくれたのは花魁の着物。
…うぉぉ、スゴカデスネ。
うち的には、それこそ日輪さんに着て欲しいのだが。むぞか笑顔で「だーめ。」なんて言われ鼻血が出た。着物につくとこだったばい、危なかぁ!
その後も、やれこっちがいいだのと3時間程すったもんだして、ようやくいつものチャイナ服に決まった。
…真っ黒な、飾り気のないチャイナ服。強いて言えばスリットだけども。こんなので良かっだろうか。
猿飛「やっぱりいつもの麟華ちゃん1番ね!」
月詠「やはりお主は自然体が1番でありんす」
うんうん、と頷く皆。普段のうちの方が良いということだろうか?少しはつかしか!すると、さぁ!と神楽に背を押された。
神楽「早く行くヨロシ!マヨが来るネ!」
「え、何で皆行かんと?」
九兵衛「あぁ。最後は自分の力で勝ち取って来
ないと意味がないだろう。」
日輪「いい報告、楽しみにしてるよ!」
順番にバシバシとうちの背中を叩くみんな。
正直痛くはないけど、皆んなの思いがズンと伝わる。思わず涙腺が緩んで涙がポロリと流れる。グイッとそれを拭って敬礼すれば。
「皆、まうごつ感謝ばしとります!
本当にありがとう!
…では、行ってきます!」
猿飛「頑張りなさいよォォォォ‼‼」
というあやめちゃんの声を背に手を振って。
いつもの甘味屋へ走り出した。
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サボタージュ - 暫くお待ちくださると幸いです!また戻ってきます!! サボタージュでした。 (2018年4月1日 11時) (レス) id: 8f5da762da (このIDを非表示/違反報告)
サボタージュ - ということで、私のこの作品が長らく更新できませんでした。また新しくこちらでアカウントを作るか、新しい方でまた引き継いで更新するかのどちらかの方法をまた考えますので (2018年4月1日 11時) (レス) id: 8f5da762da (このIDを非表示/違反報告)
サボタージュ - 私の携帯を新しくしたのですが、使用制限をかけられて、閲覧はできるのに編集ができなくなってしまったのです。だから、本編の方にこれを書き込むことも出来ず…。仕方なくこちらに書き込んでいます。 (2018年4月1日 11時) (レス) id: 8f5da762da (このIDを非表示/違反報告)
サボタージュ - 皆さまこんにちは。サボタージュです。今回は、こちらから失礼させて頂きます。実は (2018年4月1日 11時) (レス) id: 8f5da762da (このIDを非表示/違反報告)
しろくま(プロフ) - 堕天使さん» 共感できて今めっちゃ気分軽くなった笑笑…ショック過ぎて暫く放心状態だったよ…。今は大分思い出してきたから、今からガッツリ更新するつもり。また寝ないように気ぃつける!! (2018年2月13日 22時) (レス) id: 59bcac2972 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サボタージュ | 作成日時:2018年1月4日 23時