第93話 ページ45
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銀時「…で?コレ何なんだよ?また辰馬のヤローが何か送ってきたのか?」
神楽「それが銀ちゃん、差出人がアイツの名前どころか何も書いてないのヨ!」
「宛名も住所じゃにゃーてうちの名前だけばい?」
新八「…おかしいなぁ、よくちゃんと届きましたね。」
なんか不気味ですね。
そう眉をひそめた新八君に続いて、神楽も
気持ち悪いアル!
と自分の肩を抱いた。銀ちゃんだけは相変わらず鼻をほじっているけれど。
でもたしかに、新八君の言う通り。
差出人も宛名の住所も書いてにゃーとだったら、普通差出人に送り返してくるんじゃないだろうか?確かそうだった気がする。
むーん…と4人でひとしきり考えたが
中々良いアイディアは出ず。
やはりまた辰ちゃんが送ってきたのでは無いかという線しか出てこなかった。
また4人で顎に手を当てて考え始めたが、
そろそろ痺れを切らしたのか神楽が叫んだ。
神楽「…ぅー。めんどくさいネ!うじうじしててもしょうがないアル、取り敢えず開けてみるヨロシ!!」
銀時「おぉ、それもそうだな。よし、新八行け!」
新八「いやなんで僕なんですか!!銀さん行けば良いじゃ無いですか!!」
銀時「嫌だよ俺まだ死にたくねーもん。」
新八「いや僕もう死ぬの決まってんの!?それ余計に開けるの嫌なんですけど!話振らなきゃ良かったよ!!」
神楽「何グダグタしてるアルか!男ならシャキッとせんかイ!そんなチキンだからいつまでもチェリーでなんだヨ!」
銀時「そうだぞ新八ィ。今こそ新八から新一になる時だ!気ィ張っていけー。」
新八「おいィィィィ!今チキンとチェリー関係な…くもないけど!今言う事じゃ無いでしょ!
銀さんに至っては全く関係ねーよ!」
とまぁお約束のが始まったので、
毎回毎回飽きないのかと思いながらも
うちは優しいので、このループを切ってあげようと声を掛けた。
「チキンとなら銀ちゃんも一緒ばい神楽〜。」
神楽「あ、そうだったアル。ごめん銀ちゃん。」
銀時「いや全く以って嬉しくないんだけど!?」
新八「銀さん"も"って結局僕もチェリーなってんだけど!?」
「うるしゃーて。別良かたいほんなこつなんだけんが!」
新八銀時「「なんだとォォォォ!?」」
「…っち、取り敢えず開けるけん!」
しかし再びお約束が始まってしまった。
違う言葉にしとけばよかった…!
私は1人頭を抱え
話逸らしたよなという非難に耐えながら、取り敢えず箱に手を伸ばした。
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サボタージュ - 暫くお待ちくださると幸いです!また戻ってきます!! サボタージュでした。 (2018年4月1日 11時) (レス) id: 8f5da762da (このIDを非表示/違反報告)
サボタージュ - ということで、私のこの作品が長らく更新できませんでした。また新しくこちらでアカウントを作るか、新しい方でまた引き継いで更新するかのどちらかの方法をまた考えますので (2018年4月1日 11時) (レス) id: 8f5da762da (このIDを非表示/違反報告)
サボタージュ - 私の携帯を新しくしたのですが、使用制限をかけられて、閲覧はできるのに編集ができなくなってしまったのです。だから、本編の方にこれを書き込むことも出来ず…。仕方なくこちらに書き込んでいます。 (2018年4月1日 11時) (レス) id: 8f5da762da (このIDを非表示/違反報告)
サボタージュ - 皆さまこんにちは。サボタージュです。今回は、こちらから失礼させて頂きます。実は (2018年4月1日 11時) (レス) id: 8f5da762da (このIDを非表示/違反報告)
しろくま(プロフ) - 堕天使さん» 共感できて今めっちゃ気分軽くなった笑笑…ショック過ぎて暫く放心状態だったよ…。今は大分思い出してきたから、今からガッツリ更新するつもり。また寝ないように気ぃつける!! (2018年2月13日 22時) (レス) id: 59bcac2972 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サボタージュ | 作成日時:2018年1月4日 23時