第92話 ページ44
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結野「皆さんおはようございまーす!今日の天気は…」
銀時「おっはようございまァ〜す!!」
神楽「銀ちゃんうるさいネ!!」
1日と言うのは早いもの。もう次の日の朝である。私は毎朝恒例の儀式を横目に眺めながらご飯を噛む。あれから神楽には酢昆布1年分で許して貰えたが、一時はどうなる事かと思った。せっかく神楽に会うためにやって来たのに、嫌われてしまっては元も子もない。
「…くぁぁ…。」
欠伸を噛み殺し、ボーッと神楽を眺める。
神楽「どうしたアルか?麟華姐?」
「…んーん、何もにゃーよ?」
不思議そうに「なら良いアル」と、再び銀ちゃんと攻防する神楽。…うん。今日もむぞらしい。
おかげでお腹いっぱいになったので食べるのをやめる。台所にいた新八君に食器を渡し、ソファーに寝転ぶ。
今日も今日とて万事屋に仕事は無い。
よって、またゴロゴロ出来るわけだ。
…何か面白か事のあれば良かっだけど、
「…そがん事にゃーよね…」
そんなこんなで、何故か普段よりも気怠い身体をソファーに沈めた時、
ピンポーン
と音が響いた。今は朝の8時、来るとしたら家賃は払ったのでお登勢さん達以外か。何にせよ朝っぱらから五月蝿い事に変わりは無い。
再び、出ないという意思表示の為ソファーへ身を沈めたうちを見て、銀ちゃんと神楽は新八君にバチバチと視線を向けた。
銀時「新八ー、お前早く出ろー。」
新八「は!?僕今洗い物してるんですけど!どっちかが出れば良いじゃ無いですか!」
神楽「私達は今、お互いの気持ちをぶつけ合ってより良い関係を作るという青春ドラマでありがちな一コマを作るので精一杯ネ!」
神楽がそう叫んだ途端、床に転がって息を荒くする2人は、
「…お前、中々やるじゃねェか…。」
「…しっかり届いたアルお前の気持ち…!」
とか言う茶番を繰り広げる。
いやいつの間に着替えたと?
そんな2人に顔を真っ赤にして怒る新八君。
新八「いや気持ち悪いし意味わかんねーよ!さっきの下らない争いがどうやったらそんな風になるんすか!そんな茶番は良いから、さっさと出てください!」
…ッチ、ケツの穴小せえガキが。だからモテないネ
何だとォォォ!?
…いやぬしどんも茶番しとったい。
うちは叫ぶ声を尻目に、
「新八君のお通グッズ全部燃やすけん」
と立ち上がった。後ろから叫ぶ声が聞こえたけど、
うちは笑って玄関に向かった。
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サボタージュ - 暫くお待ちくださると幸いです!また戻ってきます!! サボタージュでした。 (2018年4月1日 11時) (レス) id: 8f5da762da (このIDを非表示/違反報告)
サボタージュ - ということで、私のこの作品が長らく更新できませんでした。また新しくこちらでアカウントを作るか、新しい方でまた引き継いで更新するかのどちらかの方法をまた考えますので (2018年4月1日 11時) (レス) id: 8f5da762da (このIDを非表示/違反報告)
サボタージュ - 私の携帯を新しくしたのですが、使用制限をかけられて、閲覧はできるのに編集ができなくなってしまったのです。だから、本編の方にこれを書き込むことも出来ず…。仕方なくこちらに書き込んでいます。 (2018年4月1日 11時) (レス) id: 8f5da762da (このIDを非表示/違反報告)
サボタージュ - 皆さまこんにちは。サボタージュです。今回は、こちらから失礼させて頂きます。実は (2018年4月1日 11時) (レス) id: 8f5da762da (このIDを非表示/違反報告)
しろくま(プロフ) - 堕天使さん» 共感できて今めっちゃ気分軽くなった笑笑…ショック過ぎて暫く放心状態だったよ…。今は大分思い出してきたから、今からガッツリ更新するつもり。また寝ないように気ぃつける!! (2018年2月13日 22時) (レス) id: 59bcac2972 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サボタージュ | 作成日時:2018年1月4日 23時