第51話 ページ3
NO side
美味しそうにもっきゅもっきゅと団子を食べる麟華を見て、ハァ…と溜息をこぼす
妙、月詠、神楽、九兵衛、あやめ。
側から見れば普通に奇妙な光景だ。
暫くして、一心不乱に見ていた彼女から目を離し、ハァァ…とまた、溜息をついた。
月詠「あの幸せそうな顔を見なんし。」
神楽「完っ全に忘れてるアル。」
九兵衛「やはり誰か着いて行くべきだったか」
妙「こうなる予感はしていたけれど…。」
猿飛「あぁん、食べてるとこも可愛いわ!」
月詠「お主は何をやっとるんじゃ猿飛…。」
…1人変態が混ざっているが。
皆、先程行った彼女の今を見て呆れているが、
元から1に食べること2に戦闘の単細胞なのだ。
こうなるのも仕方がない。
何のためにここへ来たんだか…。
5人がまた溜息をついた時だった。
神楽「あ!マヨが来たアル!」
という神楽の一言で、途端に浮き足立つ5人。バタバタと焦っていたが、取り敢えず様子を見る。
妙「まだ気づかないのかしら…。っあ!気付い
たわ!むせてる!大丈夫かしら?」
土方の存在に気付いた麟華が慌ててむせていた。そこから…。
神楽「あ!マヨも気づいたネ!
背中トントンしてやってるアル!」
九兵衛「麟華ちゃん顔真っ赤だぞ。お、2人で
笑っている。いい感じじゃないか!」
猿飛「隣に座って一緒に食べてるわよ。麟華ち
ゃんが誘ったのかしら。」
暫く2人が談笑していると。
神楽「あ''!マヨネーズ出したアルよ!
かけんなヨ、絶対かけんじゃねェゾ!」
妙「神楽ちゃんそれフリよ…って!」
土方がブチュブチュとマヨネーズを出した。
あ"ぁーっ!とズッコケる5人。
アレは引いたわね、うん、引いた。
と話していると。いや、まだでありんす!と言う月詠。慌ててそっちを見ると。
月詠「麟華、笑って見ておるぞ!」
猿飛「マヨネーズも目に入らない程ゾッコンな
のね!」
きゃーっ!と妙と神楽が歓声をあげる。
すると土方が立ち上がった。
名残惜しそうに自分を見る麟華を見つめると。
九兵衛「…去り際に頭ポンポンだと!?
あの壁ドンと並ぶ頭ポンポンを去り際に
さらりとやってしまうのか!」
妙「九ちゃん落ち着いて。」
月詠「麟華真っ赤になっておるぞ。」
その場に残された麟華は頬を染めて土方の去った方をうっとりと見つめていた。
もっと深く堕ちちゃったみたいね…。
妙の言葉に、深々と頷く5人だった。
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サボタージュ - 暫くお待ちくださると幸いです!また戻ってきます!! サボタージュでした。 (2018年4月1日 11時) (レス) id: 8f5da762da (このIDを非表示/違反報告)
サボタージュ - ということで、私のこの作品が長らく更新できませんでした。また新しくこちらでアカウントを作るか、新しい方でまた引き継いで更新するかのどちらかの方法をまた考えますので (2018年4月1日 11時) (レス) id: 8f5da762da (このIDを非表示/違反報告)
サボタージュ - 私の携帯を新しくしたのですが、使用制限をかけられて、閲覧はできるのに編集ができなくなってしまったのです。だから、本編の方にこれを書き込むことも出来ず…。仕方なくこちらに書き込んでいます。 (2018年4月1日 11時) (レス) id: 8f5da762da (このIDを非表示/違反報告)
サボタージュ - 皆さまこんにちは。サボタージュです。今回は、こちらから失礼させて頂きます。実は (2018年4月1日 11時) (レス) id: 8f5da762da (このIDを非表示/違反報告)
しろくま(プロフ) - 堕天使さん» 共感できて今めっちゃ気分軽くなった笑笑…ショック過ぎて暫く放心状態だったよ…。今は大分思い出してきたから、今からガッツリ更新するつもり。また寝ないように気ぃつける!! (2018年2月13日 22時) (レス) id: 59bcac2972 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サボタージュ | 作成日時:2018年1月4日 23時