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_信頼 ページ11





深い、森の奥の奥。
ジュラ君がこの辺りと呟いた。

やけに暗いと思い、
ふと上を見上げるとここらの木はとても背が高いということがわかった。

草の間から少しの光が漏れ出して来ている。

かすかに虫の声も聞こえる。

そうして僕は彼に言われるがままに木の一番上へと登った。


「歓迎するよ!ここが僕のお気に入りの場所さ」


たどり着いたのはとても素敵な場所だった。

目の前には鮮やかな青色をした湖が広がっていて、
少し視線を下にやれば美しい緑が広がっている。
気持ちいい風が僕にそっと笑いかけた。


「うみっていうんだ。とても綺麗だろう?」


うみ。最近新しいことをたくさん覚える。

湖とは違ってとっても広い。


「実はまだ誰にも話したことはなかったんだ」


誰にも話したことのない場所を僕に教えてくれた。

それは信頼してくれているということだろうか。

僕は礼を言った。

そしてこんどは、僕のお気に入りの場所を紹介すると約束をした。

_言葉→←_天気



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作品ジャンル:泣ける話, オリジナル作品
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白の悪魔(プロフ) - 名無しのじんべぇさん» ご愛読ありがとうございます。励みになりました。頑張ります。 (2018年3月18日 1時) (レス) id: 468f3e0f33 (このIDを非表示/違反報告)
名無しのじんべぇ - 素敵な作品ですね。世界観に惚れました。最新頑張って下さい! (2018年3月18日 1時) (レス) id: acea8b00f4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白の悪魔 | 作成日時:2018年3月17日 2時

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