留守電を聞きつけて ページ35
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風磨くんとは反対方向に大通りを進んだ。
華金でもないのに
やっぱり大通りは人が沢山いて、
都会スゲー…なんて
いまだに思ってしまう。
路地に入れば
だんだん隠れ家的なお店がちらほらあって、
その先は住宅街になっていく。
…prrrr
人通りも少なく、静かになってきたところで
ポケットに入れていた携帯が鳴り響いた。
マナーモード解除してたっけ。
画面を見れば解除した理由が分かった。
新しく登録した連絡先から。
「はい、」
紫「ばあっ！」
「ばあって…」
驚かせたかったんだろうけど、
もう登録済みなわけで冷静な私。
紫「" もしもし。Aです。今日はお疲れ様でした "
…ってなんやねん！あの冷めきった留守電！」
「え、そうかな？」
紫「めっちゃ他人行儀やん！ひどー！」
「だって留守電て、短いし。
なんて言ったら良いか分かんないんだもん」
寧ろいま、普通に話してることの方がびっくり。
「お仕事終わったの？」
紫「おん。…けどまだちょっと残ってんねん」
「そっか。お疲れ様」
紫「Aは何してんのーん」
「風磨くんとご飯食べて、今帰ってる」
紫「えー！ずるぅ！風磨くんは？」
「北斗くんとこ行くってさ！」
紫「ええ？送ってもらわなかったん？
変な男に引っかかったらあかんで、」
「…そんな事あるわけ、」
嘘つき。
最近まで、そんな事はしょっちゅうあったくせに。
紫「…そやね」
" 紫耀〜 "
と電話越しに聞こえてきて。
紫「あ。もう戻らな」
「うん、頑張ってね」
紫「ありがとね」
" 紫耀はやくかーえろー "
…早く、帰ろう？
紫「またね」
.
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ちゃん(プロフ) - あゆさん» ありがとうございます！誰堕ちかはまだ秘密になりますが、みんながハッピーエンドになれるようお話を進めて参りますので、今後もお楽しみ頂けると嬉しいです！よろしくお願いします♪ (2016年12月5日 19時) (
レス) id: 567e892c5d (このIDを非表示/違反報告)
ちゃん(プロフ) - りんさん» ありがとうございます！素敵な顕嵐くんを書けるように日々頑張っています♪これからも更新楽しみにして頂けると嬉しいです。 (2016年12月5日 19時) (レス) id: 567e892c5d (このIDを非表示/違反報告)
ちゃん(プロフ) - まきさん» ありがとうございます！感情移入して頂きながら読んでもらえると本当に嬉しいです。これからもよろしくお願いします♪ (2016年12月5日 19時) (レス) id: 567e892c5d (このIDを非表示/違反報告)
ちゃん(プロフ) - くうさん» ありがとうございます！ただいま更新していないものは、少しスランプでして…でもお話を溜めてあり、完結させるのでもう少しお待ち下さい。更新された際はまたお読み頂けると嬉しいです！ (2016年12月5日 19時) (レス) id: 567e892c5d (このIDを非表示/違反報告)
ちゃん(プロフ) - 神宮寺李奈さん» ありがとうございます！楽しみにしていて下さいね♪ (2016年12月5日 19時) (レス) id: 567e892c5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃん
| 作成日時：2016年10月28日 21時
