ビジネス ページ26
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数秒、時が止まってた。
ハッとしたのは、
オーディエンスの女子の悲鳴。
その声で、
抱きしめられていた紫耀の体から離れた。
「な、なにしてんの」
紫「変な虫つかんよーに」
「何言って…
紫「それとももう虫寄ってきてるん？」
ん？、とまじまじと私の顔を見る。
人が大勢いるのに何をしているのこの人は。
神経がわからない。
" あー！もう！何やってんだよ紫耀！ "
そんな声が聞こえてきたと思ったら、
紫耀のマネージャーさんらしい。
マ「すいませんね、こいつ変ですよね〜
あ！本日モデルになって頂く方ですよね？」
あの、もう。開いた口が塞がらないのですが。
紫「ほんまに、Aしかおらん」
「紫耀…悪いけど、いくらなんでも私は…」
紫「素を引き出す、なんて企画…
Aしか頼めんやろ？」
この人は、本当ずるい。
変なとこずる賢いというか。
紫耀を目の前にすると、
彼のお仕事のことを考えてしまうし
自分がどうこうよりも、
彼の仕事を支えてあげなくてはと。
でも私がモデルで務まるの？
部「ちょっと、」
ひょいひょいと手招きする企画部長。
「はい、」
部「これは、結構大型な企画なんだよ。
君も分かるね？
今をときめく彼の連載だ。
会社の為にも…お願いしたいんだ、君に」
ああ…そうか。
私の仕事のことも関わってくるということなのね。
売れること間違いないこの企画の雑誌は、
うちの会社にとって大型なもので。
もちろん利益を得るため。
これはビジネス。
相手が紫耀だとか、そんなの考えんなってことよね？
やらざるを得ないよね、もう。
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ちゃん(プロフ) - あゆさん» ありがとうございます！誰堕ちかはまだ秘密になりますが、みんながハッピーエンドになれるようお話を進めて参りますので、今後もお楽しみ頂けると嬉しいです！よろしくお願いします♪ (2016年12月5日 19時) (
レス) id: 567e892c5d (このIDを非表示/違反報告)
ちゃん(プロフ) - りんさん» ありがとうございます！素敵な顕嵐くんを書けるように日々頑張っています♪これからも更新楽しみにして頂けると嬉しいです。 (2016年12月5日 19時) (レス) id: 567e892c5d (このIDを非表示/違反報告)
ちゃん(プロフ) - まきさん» ありがとうございます！感情移入して頂きながら読んでもらえると本当に嬉しいです。これからもよろしくお願いします♪ (2016年12月5日 19時) (レス) id: 567e892c5d (このIDを非表示/違反報告)
ちゃん(プロフ) - くうさん» ありがとうございます！ただいま更新していないものは、少しスランプでして…でもお話を溜めてあり、完結させるのでもう少しお待ち下さい。更新された際はまたお読み頂けると嬉しいです！ (2016年12月5日 19時) (レス) id: 567e892c5d (このIDを非表示/違反報告)
ちゃん(プロフ) - 神宮寺李奈さん» ありがとうございます！楽しみにしていて下さいね♪ (2016年12月5日 19時) (レス) id: 567e892c5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃん
| 作成日時：2016年10月28日 21時
