どうしたら ページ11
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「……好きだけど、今は付き合えないんだって。
家にも帰れないんだって。
でも、俺が帰ったときには
私に家にいて欲しいって…」
バスタオルを借りて、
とりあえず脱衣所でストッキングを脱ぎ
一通り体を拭かせてもらったあと
その間に用意してくれた、
温かいミルクティーをひとくち頂くと
ようやく落ち着いて。
やっと今日の報告をした。
顕嵐は口を開けたまま動かなかった。
「ごめん、顕嵐の言う通り…
嬉しい報告なんかじゃなくて」
顕「いや…
話の続きだけど、なんで今は無理なの？
てか…何それ、ワガママすぎない？」
顕嵐には、彼が芸能人であることを伝えていない。
だから、どうしてもお仕事でって事だけ伝えた。
「私、ペットかって思ったよ。
放ってても餌あげとけばなんとかなって、
帰れば家にいて…」
要するに、都合の良い女である。
顕「ペットって…」
顕嵐も、何も言えないでいた。
「話を途中で放棄した私も私だけど、
話し合うどころか…
きっと答えなんて彼が家を出た時から
決まってたんだと思うよ」
顕「……」
「彼に迷いなんてなくて、
あとは私に委ねる。みたいな？…」
顕「……」
「どうしたら…良いんだろう、」
顕「…俺みたいになって欲しくないんだ、」
涙が既に止まった私よりも、
泣いてしまいそうな顕嵐。
顕「何でかわかんないけど、
幸せになって欲しいと思っちゃう。
自分を見てるみたいだからなのかな？
他人事には思えなくて」
そう言いながら顕嵐は、
私の足を自分の膝に置いた。
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ちゃん(プロフ) - あゆさん» ありがとうございます！誰堕ちかはまだ秘密になりますが、みんながハッピーエンドになれるようお話を進めて参りますので、今後もお楽しみ頂けると嬉しいです！よろしくお願いします♪ (2016年12月5日 19時) (
レス) id: 567e892c5d (このIDを非表示/違反報告)
ちゃん(プロフ) - りんさん» ありがとうございます！素敵な顕嵐くんを書けるように日々頑張っています♪これからも更新楽しみにして頂けると嬉しいです。 (2016年12月5日 19時) (レス) id: 567e892c5d (このIDを非表示/違反報告)
ちゃん(プロフ) - まきさん» ありがとうございます！感情移入して頂きながら読んでもらえると本当に嬉しいです。これからもよろしくお願いします♪ (2016年12月5日 19時) (レス) id: 567e892c5d (このIDを非表示/違反報告)
ちゃん(プロフ) - くうさん» ありがとうございます！ただいま更新していないものは、少しスランプでして…でもお話を溜めてあり、完結させるのでもう少しお待ち下さい。更新された際はまたお読み頂けると嬉しいです！ (2016年12月5日 19時) (レス) id: 567e892c5d (このIDを非表示/違反報告)
ちゃん(プロフ) - 神宮寺李奈さん» ありがとうございます！楽しみにしていて下さいね♪ (2016年12月5日 19時) (レス) id: 567e892c5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃん
| 作成日時：2016年10月28日 21時
