Childhood friend。4

＊192 ページ47

『そっか…………。

ありがとう謙ちゃん。』

私がぐーーーんと下がっていくのが

自分で分かる。




安「Aちゃんの事は言わずに、

なにしてるかって聞いて切っちゃった！(笑)

………Aちゃん、顕嵐と何かあったの？？」

うーん、そりゃあ気になるよね。(笑)








『昨日、喧嘩しちゃったから……

話したいなって思ってて。』

安「そっか、、顕嵐今家にいるって言ってたよ？？

行ってみたら？？」

何も追求せずに聞いてくれる優しい謙ちゃん。









『家分かんないし……』

安「俺一緒に行こっか？」

『いや……でも誰かいると話せないし、夜遅いし、

また別の日にするよ！』

安「いいの？？俺案内だけでも……」

『んーん、大丈夫だよ！ありがとう！』









はあ、なんかもうショックすぎて、

謙ちゃんの優しさを踏みにじってる気がする……

拒否されてんのに会えるわけない。

逃げてる。

…………やだ泣きそう。









安『あ、待った！ジェシー来るからかわるね！』

＊193→←＊191

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す