遠足 ページ4
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待ち合わせの20時を過ぎたら
ペナルティーでも与えようかと思っていたけど、
「よっしゃあっ！セーフ！」
19時59分。優太到着。
北「な、何この匂い…
岸から女の子の匂いするんだけど？」
「うっわーやだあー。
こんな甘ったるい匂い。私絶対付けない…」
岸「…着いて早々お二人さん！
俺をいじるのやめてもらえません？」
はぁ、と胸を撫で下ろして。
優太はマリブコークとかいう…
またもや甘いお酒を頼んだ。
なにせ優太はお酒が弱い。
「どうだった？初デート」
岸「別に！ふつうだよ、ふ！つ！う！」
北「なに、デートだったの？」
岸とデートしてくれる女の子いたんだー、って
北斗くんが笑ってる。
岸「新しく入ってきた子なんすけど、
今アタック中でっ！もうちょー可愛いんすよ！」
でれでれした顔で熱弁する。
北「新入社員に手出すとか…」
宮「岸くんサイテー！」
岸「うっせえ！」
ホールを徘徊するちかちゃんに、
しっしっと手でジェスチャーする優太。
まだ顔がにやけてるよ。
「で、どうだったのモナリザは」
北「モナリザ？」
岸「モナちゃんって言うから、
こいつモナリザって呼ぶんすよ！？」
「いーから早く報告してよ」
岸「今日は朝から動物園に行ってえー」
北「…遠足かよ」
朝から動物園、お昼は園内の広場でハンバーガー。
それからアスレチックで遊んだらしい。
…本当初デートというか、遠足。
北「だからモテないんだよ」
岸「んなっ！？痛いとこつかないで北斗くん！」
「そんなアクティブになるなら
絶対女の子も前もって言って欲しいやつだよ、それ」
北「そうだよ。
ヒールにワンピースだったら絶対無理じゃん」
岸「…あ、あの」
北「？」
岸「アスレチックは俺ひとりで…」
どうやらそんな甘い香水を付ける女の子は、
スニーカーにジーパン姿で現れる訳無かったらしく。
優太がアスレチックをやる姿を見ていたのだと言う。
北「岸お疲れさん」
「終わったな、これ」
私と北斗くんは、優太に手を合わせた。
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ちゃん(プロフ) - あいあいさん» コメントありがとうございます！頑張りますので今後も宜しくお願い致します☆ (2016年10月28日 23時) (
レス) id: 567e892c5d (このIDを非表示/違反報告)
名無し49053号(プロフ) - http://uranai.nosv.org/u.php/novel/rinnnnn13/この更新も待ってます！ (2016年10月27日 20時) (レス) id: bb5c61a8e0 (このIDを非表示/違反報告)
美愛凛 - 一気に読んじゃいました 面白かったです☆彡 (2016年10月26日 16時) (レス) id: c3ec3f50ad (このIDを非表示/違反報告)
あいあい(プロフ) - 更新分、読みました！！ベットの上で足をバタバタさせながら読みました！！紫耀との今後が気になりすぎます！頑張ってください！応援しまくります！ (2016年10月21日 19時) (レス) id: f8899c2219 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃん
| 作成日時：2016年10月11日 0時
